設立13年目を迎え、会社は販路拡大、新事業への着手を行っています。
内部環境としては、社員が30名になり、社員それぞれの個性に合った組織運営の必要性を感じ、まずは個性を把握しようと考えました。
ヘアサロンで発生する、教育・広報・労務・管理、今までも社員と協力体制でやってきましたが、しっかりとした事業部として立ち上げていきたいと考えます。
社内での活用方法
個別に話した効果・変化(9/6)
社員を理解し易くなった診断結果から、社長は、全体を見渡して組織力でクールに進める個性に対して、スタッフの方々は、人情味があって感性が高い個性や強いアグレッシブな個性や原理原則や技術性を追求する個性などで、個性の違いから生まれる相性の循環を改善することが必要だと思われました。
具体的には、ある店の雰囲気がギスギスしている、社長の指示が伝わり難いなどという問題がありました。
改善策としての提案は、「伝え方」の改善と、相性が良くない人の間に、ワンクッション別の人を入れるという方法でした。
また、社長がリーダーシップを取りやすい個性の流れを作ることも必要です。
「ある店の雰囲気がギスギスいている」とは、個性が原因でセンスが大きく異なる二人のスタイリストさんが隣り合わせて仕事をしていることが原因でした。
「いばる」「嫌だ」と、かなり関係性が悪化していました。
相性が良くない関係は、「離す」ことがベストなので、時間や空間的な工夫を何とか行っていただくことを提案しました。
また、相性の悪さだけではなく、2人のスタイリストさんは、美容師さんとしてすばらしい個性をお持ちで、互いに異なっているだけなのでそれらの個性を生かし、差別化したセンスで店舗イメージをアピールすることが効果的だとも思われました。
店別に、リーダーシップ力の改善や相性の循環対策をご提案しました。
お話を、代表取締役F様にお聞きしました。
<3日後 6/14>
「トップ診断」は、とても当たっていると思います。自己分析にとても役立ちました。
「社長対店長の関係コンサルティング」も、とても当たっていると思います。
それぞれの課題が浮き彫りになり、今後の各店の課題が見えました。
スタッフ達と毎日顔を合わせるわけではないし、社員それぞれが実践すべきことがあるので、それをうまく伝えることができるか心配でしたがまず、社長とスタッフの関係性をスムーズにするために、診断結果を毎月1回開催の店長会議で店長に伝えました。
<2ヶ月と12日後 8/23>
店長と個々に話もして、各店で、シフトやフロアー分けを行いました。
また、自分の意見が伝わり易くするために、No3のスタッフを店長にしました。
スタッフの個性にあった話し方にすることにも気をつけました。
褒めて「有難う」と言うなどです。
<2ヶ月と12日後 8/23>
社長様
店長と個々に話をしました。
その結果、各店で、シフトやフロアー分けを行いました。
個性の把握ができたので、まず、私と店長達とのミーティングがやり易くなりました。話が伝わり易くなり、社員を理解し易くなりました。
わかりずらいと思っていた社員がいたのですが、個性が納得できて分りました。
また、自分のリーダーシップアップのために、赤いものを意識して身につけていますが、これは、今までになかったことです。
また、全体にぎすぎすしていたA店の原因は、2人の強い個性がぶつかっていたためとわかり、個別に声かけを行い、店長が意識してシフトやチーム性を行いました。個性を意識することで、仕事がやり易くなりました。
30%改善されたと言えます。
B店にリーダーシップ力が足りないという点も、新しいスタッフを入れ、店長は、ほんわかして、面倒見が良いので売上が上がりました。
この店は、30%改善されました。
また、個性の違いから、ぶつかって雰囲気がギスギスしているという点については、人間的に成長があったのかもしれないのですが、クレームは減って、今は、全くクレームはありません。クレームゼロになりました。
C店は、協力体制はあるが、店長の次のNo2を確立することをお薦めします。
とのことでしたが、店舗が遠いこともあり、何もやっていないので改善率は、0%です。
<約3ヶ月後 9/6>
売上で見た場合、6/11にコンサルティング結果を提出していただいたので6月〜9月の合計の平均を5月の売上・客数と比べると店舗全体で、客数で4.7%アップ、総売上金額で2.4%アップしました。
ご相談・お申し込みは下記フォームからお気軽にご依頼ください。
上記フォームから送信できない場合は、info@irokosei.com までメールをお送りください。