原因や理由を表すことができる。

<“ので”と“から”の違い>
“から”は話し手が自分の考えを言い、その理由を聞き手に明確に伝えたい時に言うのに対して、“ので”は、現実にある、または既にあった事態や状況の事情説明をするものであり、聞き手に対するインパクトが弱いため、許可を求める際の理由や弁明をやわらかく表現するのによく用いられる。

例：危ないから触らないでください。
　　用事があるのでお先に失礼します。

作り方：名詞＋だから／形容動詞＋だから
　　　　形容詞＋から／動詞＋から
　　　　名詞＋なので／形容動詞＋なので
　　　　形容詞＋ので／動詞＋ので

☆“ので”は口語でよく“んで”と発音される。

レス文の
>「危ないので白線の内側までおさがり下さい」
は間違っているわけではなく
カドがたたないよう言ってるんです。

危ないから～ではキツイでしょ。

まぁ、わからなきゃ、しょうがないけど。

以前テレビで実験してましたが
「～ので～してください」
と
「～だから～してください」
ではダントツで「ので」のほうが
お願いを聞いてもらえて、
相手もムっとしていませんでしたよ。

こういうのは、まさしく「感じ」なので、
正しいより大事だったりします。
いわゆる空気読むってヤツでしょうか。
そういう意味で難しいですね。

「ので」

「今日は具合が悪いので、会社を休みます。」
「彼女は年上なので、落ち着いて見えるね。」
「楽しいので、すっかり夢中になったよ。」

その状況を説明する為に、補足として理由をあげる。
文章前半の理由より、後半の「結果」が強調される。



「から」

「今日は雨だから、写真が上手く撮れない。」
「彼女は美人だから、得だよね。」
「塩を入れすぎたから、まずくなっちゃった。」

その状況になってしまった理由や原因をあえて強く説明する場合。
文章の後半より、前半の「理由」が強調される。
使い方によっては、「知ってるはずだと思うけど、これが原因で、」的なくどいニュアンスがあり、言い訳や、相手を責めるように聞こえるときがあるから要注意。