<緊急度と重要度> | 物流応援団長山田泰壮の元氣が出る話

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親愛なる皆様
おはようございます。

仕事の緊急度と重要度についての認識と行動
のプライオリティ(優先順位)は、個々の
成長や成果において重要なキーであります。

仕事の緊急度と重要度ついて、
以下のような文章を見つけた。

①緊急度が高く、重要度も高い仕事はいうまでも
なく、何よりも優先して行なわねばならない仕事
です。クレーム処理や期日の迫った顧客への提案
書作りなどがそれにあたるでしょうか。

②緊急度も重要度も低い仕事はいうまでもなく、
今すぐ行わなければならないというものではあ
りません。例えば、(極端ですが)、春の慰安会、
お花見の準備などが、これにあたるかもしれま
せん。

では、③緊急度は低いが重要度が高い仕事という
のは何でしょう? その代表的なものが躾や教育
や人財育成ではないでしょうか。しかし、緊急度
が低いだけに、ここをけっこう等閑(なおざり)
にしている会社や人が多いです。

でも、それらは本当に緊急度が低いんでしょうか?

たしかに、今すぐやらなくても、今日明日は大して
大きな違いが見えない為、どうしても、後回しにな
りがちなのが、教育や人財育成ですが、ここを等閑
にしている人と、コツコツ取り組んでいる人との違
いはジワジワと出てまいります。

例えば、今日現在、仮に同じ100の能力の
Aさん、Bさん がいるとする。
毎日コツコツ学び0.1%成長するAさんと、
学ばず0.01%しか成長しないBさんを比較すると・・・

 1年後:Aさん144  Bさん104
 3年後:Aさん298  Bさん112
10年後:Aさん3837 Bさん144

目先のことに翻弄され、緊急度の高いところのみに
気を取られ振り回されていると、時間が経つと上記
のように差が歴然となります。

実は、上記文章は、私がちょうど10年前に書いた
コラムを引用した。

自分も自社もまだまだ発展途上、問題課題も山積み
ではありますが、学び続けて、振り返れば、上記の
ように成長率30~40倍とは云わずとも少なくとも
前進はしている。10年で無くなってしまった会社
もある、成果を出している会社もあれば、人もいる。
逆もまた然り。

目先のことも勿論大事、でも、そればかりに囚われ、
多くの時間を取られていては、長い時間軸で見ると
上記の如くであります。

年が明けたと思えば、あっという間に月末。
1月も明日で終わり、光陰矢の如しです。

教育や人財育成は重要度も緊急度も高い仕事と
認識した方が良さそうです。

今日も一日良い日に致します。
物流応援され団長@山田泰壮 拝