<分岐点 ~競争or共生~> | 物流応援団長山田泰壮の元氣が出る話

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物流応援団長山田泰壮が経営者・リーダーにお届けする元氣が出るブログ

親愛なる皆様
おはようございます。

ここに一枚の小さな会社案内がある。
会社案内といってもA4大三つ折りの小さな
もので、表紙には「既成概念打破」がデザイン
された文字が記されている。

2000年5月、我が社ヤマネット創業時に
作ったもので、具体的なことは何も記載して
おらず、ひたすら自分の想いや考えやビジョン
がいっぱい書いている。

ヤマネットは今年で創業20年。
光陰矢の如し、瞬く間に時が流れました。

20年前、自宅の一室で一人小さく始めた会社
でしたが、夢やビジョンだけは大きい、云わば
私の創業時の意志がいっぱい詰まった一枚です。

そこに書かれているキーワードは「競争から共生」。
三つの共生として、①運送会社間の共生②高齢化社会
との共生③地球との共生、と書かれている。
小さな一人会社が大きく出たもんだと当時を思い出
しながら、目を細めて小さな会社案内を眺めています。

私は今まさに物流応援団として、❶自社のみならず
全国の運送会社の皆さんと共に学び共に生き、
❷明らかに高齢化している社員の皆さんと共に働き、
今後は高齢者向けのBtoC物流も進めていこうと考
えています。

ただ、③の地球との共生、これはちょっと
スケールが大きすぎて全然及んでいません。
今まさに、地球規模のコロナパニックによって、
世界が分岐点に立たされています。

これからも俺が俺がの競争を続け、
潰し合い、殺し合うか?
それとも、これまでの概念を打破し、
活かし(生かし)合うか?

将来、間違いなく、歴史の教科書に載る
出来事の中を我々は今通過中です。

その教科書には・・・
「2020年に発生したコロナウィルスによるパンデミ
ックが、全世界に転換期をもたらし、各国が連携し、
それが後に人類史の奇跡と云われる、世界平和条約
196か国調印式への礎となった・・・」と記載されるか、
「2020年に発生したコロナウィルスによるパンデミッ
クが、世界経済に大混乱を招き、後の世界同時大恐慌へ、
そして、それが後に、第3次世界大戦へと繋がっていっ
た・・・」と記載されるか。

勿論仮説ですが、
世界がそんな分岐点に立っているように思います。
リーダーの意思決定が未来を決めます。

世界規模のみならず、我が身の日常に置き換えても
同じであり、今この有事の時を如何に捉え、
如何に判断し、如何に行動するかで、コロナ終息後の
我が業界、我が社、我が家、我が身を決定づけます。
やはり、分岐点に立っているのです。
ここでもやはり、リーダーの意思決定が未来を決めます。

競争から共生へ。
今こそ、原点回帰、創業の意志を思い出そう。

今日も一日良い日に致します。
物流応援団長@山田泰壮 拝