俯瞰的観察による形骸化防止 | 物流応援団長山田泰壮の元氣が出る話

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物流応援団長山田泰壮が経営者・リーダーにお届けする元氣が出るブログ

親愛なる皆様
おはようございます。

新年仕事初め先週末と今日は早朝から新物流センタ
ーの現場に入りました。いよいよ本格稼働。
昨年末に完成したセンターは冷蔵(0℃)と冷凍(-25℃)
の二温度帯の倉庫。早朝から初出勤のドライバー達
と新年の挨拶を交わし、氷点下の現場で皆手際よく
商品仕分けと積込み業務を行ない大きな支障なくまず
まずのスタートを切ってくれています。

過去は一顧客一車専属というスタイルから複数顧客の
商品を積み合わせる共同配送のスタイルへ、これまで
あちこちの積込先へ散っていた車両を一か所に集約する。
新物流センターの大きな目的は、働きやすい労働環境を
創ること、1台当たりの効率を極限まで上げること。
物流センターは従業員全員で手にした大きな道具であり
武器であります。大切且つ有効に大いに活用し、必ず
目的を達成します。

私は、日頃は現場作業は行ないませんが、故にこうし
てたまに現場に入ると、問題がよく見えます。社員の
皆にも、新センターで目が新鮮なうちに気付いたこと
や疑問に思うことは遠慮なくどんどん声を上げるよう
促し、特に幹部には、どっぷり現場に入ることや
乗務することを出来る限りしないよう強く促している
理由の一つは、慣れからくる形骸化を防ぐためです。
慣れは不具合や問題を当たり前にしてしまい、見え
なくしてしまいます。新しい施設によって上がって
いるモチベーションも有り難味も薄れていきます。

現場を最重要視し皆のモチベーションキープの為の
声がけをしながら且つ俯瞰的に観察する眼と問題意識
を常に持ち形骸化を防ぐことがリーダーは特に必要で
あります。ワームハート&クールヘッドです。

今日から仕事始めという方も多いと思います。
まずは何より、ご安全に!

今日も一日良い日に致します。
物流応援され団長・山田 押忍!