私達は違う、私達は同じ | 物流応援団長山田泰壮の元氣が出る話

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物流応援団長山田泰壮が経営者・リーダーにお届けする元氣が出るブログ

親愛なる皆様
おはようございます。

今朝のタイトルは住宅メーカーのCMのキャッコピー。
先日たまたま自宅でテレビから流れてくる言葉を耳に
して、「あ、研修の講義で伝えていることと同じこと
を云ってる」と思い、画面に目をやると、髪の色や肌
の色が違う年齢も性別も違う様々な国の人達が、同じ
ようにあくびやクシャミをしたり、寝癖がついていた
り、背中を掻いたり、笑ったり、走ったりしている。

人は皆違う、そして、人は皆同じである。
それでいい、それが自然であり、それが人間というも
のだ。にもかかわらず、人間は違うものを嫌ったり排
除しようとする。怒ったり恨んだり時に憎んだりもす
る。そして、逆に同じものには安心し、共感し愛そう
とし受け容れようとする。でも、先の理論からすれば、
この所業は不自然だ。どうやらこれは、後天的に培わ
れた思考のような気がする。
(あくまで私の仮説)
と、一旦この話は横に置いておこう。

私達の前には様々な‶相手〟が現れる、お客さん、上司、
同僚、部下、親、兄弟、子供、友達・・・人生の中で、
生まれてから死ぬまでの間、ありとあらゆる相手だ。
そして、その中には、自分にとって都合のいい相手も
いれば、出来れば現れてほしくないような自分にとって
都合の悪い相手もいる。

でも実は、自分にとって都合の悪い、出来れば現れて
ほしくないような相手が実は自分の成長の為には不可欠
であることが、この歳になってようやく実感として理解
できるようになってきた。少し腹に落ちてきたという感
じだ。

都合の悪い相手は、都合の悪いことを自分に仕掛けてく
るので、とても嫌だ、怒りが湧いてきて、仕返しをした
くなる。ここが試され所だ、感情的になって取り乱しエ
ネルギーを消耗するか、冷静に仕掛けに乗らず対処するか。

都合の悪い相手は、その人の顔をした媒体である、その
人を通して、自分に都合の悪いこと、受け容れ難きことを、
どんどん仕掛けてくる、それは、罠みたいなものなのだ。
多くの人が、その罠にまんまとはまってしまう。

怒りや恨みや憎しみは負のエネルギーだ。
瞬発的な力は発揮するが長く続けると消耗してやがて
衰退する。

都合の悪い相手や受け容れ難き人や事に対する絶対的
具体的対処方法は今の私には分からない。でも、間違
いなく云えることは仕掛けに乗らないこと、罠にまん
まとはまらないということ。そして、やはり、私達は
同じであり、私達は違うんだという本質を理解すると
いうことでしょうか。

今日も一日良い日に致します。
物流応援され団長・山田 押忍!