場数の先 | 物流応援団長山田泰壮の元氣が出る話

物流応援団長山田泰壮の元氣が出る話

物流応援団長山田泰壮が経営者・リーダーにお届けする元氣が出るブログ

親愛なる皆様
おはようございます。

先週末は物流マネージャー実践研修名古屋31期生
がスタート、前日のアドバイザーミーティングから
始まり、5カ月間のロングラン研修が、この名古屋
を皮切りに、今週大阪、次に福岡と続いて幕を開け
て参ります。

これで11年目に入る実践研修ですので、全6講座
の基本プログラムやスケジュールが当然ではありま
すが、全部頭に入っている為、状況やその時の雰囲
気によって、順番や講義内容を変えたりということ
も容易にできますし、様々なタイプの受講生、そし
て、その受講生の考えや態度、発言に応じた対応を
都度していくことも、緊張しなくはないですが、慌
てたり狼狽えたりすることはほぼありません。

講義の中でも「数や量の先に質の向上がある」と、
営業で成果をあげるには顧客接点を増やす、文章
力を上げるには読み書きの量を増やす、何につけ
上達するには練習、訓練の量、かける時間を増や
すこと、場数の重要さを伝え続けています。

私自身、研修に限らず、この10年、特にこの
2~3年の間は公私ともに強烈な出来事が怒涛の如
く押し寄せた為、その経験体験は私の意識や思考
を変化させ強化し、少々のことでは狼狽えること
はなくなった。場数の賜物だと思います。

起きた問題をじっと観察し考える、感情をコントロ
ールしながら、発言する、行動する、または発言し
ない、行動しない。ここが一番変化したところかも
しれません。

若い頃は、発言しない、行動しないという選択は
まずなかった、とにかく言う、とにかく動く。
ところが今は「しない」方が賢明という選択をする
ことが間々ある。しかし、これについては、
「する」しか選択しなかった私にとっては今でも
少々キツイ。だから、その選択幅が広がったことが
良いか悪いかはよく分からない。

多くの場数を踏み、年齢も重ね、先に書いたような
昨今でありますが、他人の態度やちょっとした出来事
に対してイラッときたり、ムカッときたりしてしまう
自分もいます。おっととこれはイカンと、感情をコン
トロールしながら、自分の感情や機嫌に軌道修正をか
けていきますが、そういった負の感情が瞬間的に湧き
あがってしまうことが時としてあります。

まだまだ半人前、まだまだ修行が足りません。

今日も一日良い日に致します。
物流応援され団長・山田 押忍!

*画像
名古屋31期生アドバイザーの皆さんと共に