<読書の秋~精神の血肉~> | 物流応援団長山田泰壮の元氣が出る話

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物流応援団長山田泰壮が経営者・リーダーにお届けする元氣が出るブログ

親愛なる皆様
おはようございます。

早朝の時間は出来る限り読み書きをする時間に使うように
している。多くは自宅のデスクが多い。前の晩飲みすぎず、
最適な睡眠時間をとった翌朝は頭と感性が冴える。
だから、早朝は読み書きにちょうどいい。

私は経営者で教育事業を営んでいるので、本来はもっと
読書量を増やさなければいけないが、全然足りていない。

「百冊読んで一冊の良書に出会える、だから読書は量が必要」
と、いつか聴いたことがあるが、そういう意味では私は
とてもラッキーで、子供の頃全くと言ってよいほど本を
読まなかった私に20代後半に出会った我が師から「あれ
を読め、これを読め」と良書を薦められたので、20代~30
代は、100冊読まずとも師匠がピンポイントで良書を指定
してくれたので、良書を100冊読んだとするなら1万冊読
んだことになるわけですから、効率よく時間短縮できた感が
あります。読書は心の栄養、間違いなく精神の血肉になって
います。

私は過去に読んだ書を読み返すことが多い。
ここ2~3年は辛く苦しいことが多かったことも手伝って、
フランクルの「夜と霧」を何度も読んでいる。

ナチスの強制収容所の生き地獄は、今の自分の辛さや苦しみ
を吹き飛ばす。悲惨壮絶極まる状況下で問われる生き方(具体的
な行動や態度)、生きる意味を問い、苦悩の中に居ながら絶望せ
ず希望を見出そうとする者の姿、そして、苦しむことは何かを
成し遂げることだいうことに気づく。

「誰もその人から苦しみを取り除くことは出来ない。
誰もその人の身代わりになって苦しみをとことん苦し
むことは出来ない。この運命を引き当てたその人自身
がこの苦しみを引き受けることに、ふたつとない何か
を成し遂げるたった一度の可能性はあるのだ」


「自分の持っている仕事や愛する人間に対する責任を
自覚した人間は生きることから降りられない。まさに、
自分が「なぜ」存在するかを知っているので、殆どあ
らゆる「どのように」にも耐えられるのだ。」

脳と感性が冴えているので、これらの文章が心に突き
刺さり揺さぶられる。朝から涙が溢れ出ることもある。
そんな時、読書は心の栄養、精神の血肉と実感する。

気が付けば、季節は読書の秋です。

今日も一日良い日に致します。
物流応援され団長@山田泰壮 拝