<精神的糖尿病> | 物流応援団長山田泰壮の元氣が出る話

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物流応援団長山田泰壮が経営者・リーダーにお届けする元氣が出るブログ

親愛なる皆様
おはようございます。

今週は水曜日に東京での研修を終え、
その晩福岡へ移動し、今週後半は福岡で動いています。

事故撲滅トレーナー養成講座福岡3期生の最終講、
昨日は、アドバイザーミーティング、そして本日から
物流マネージャー実践研修福岡7期生が開講します。
2019年度後期の実践研修が名古屋、大阪に続き始まります。

先日のコラムでは、年齢や役職を重ねてくると、周りから
苦言が消えていくという話題を書きましたが、故に
出来るだけ自ら苦言に近づく、指摘をしてくれる煙たい人に
敢えて会いに行く、耳の痛い話しに敢えて耳を傾ける必要が
あります。言うは易し、行なうは難しですが・・・

昨日、研修受講生の事前資料の記入内容に目を通していて、
24歳の若者の一文に感心しました。「この研修に参加する目的」
を記入するシートに「年齢も経験も豊富な業界の先輩方に
沢山厳しい言葉を頂き、成長するため、この5か月間、
受講生の中で最も恥をかく受講生になる」と。
研修期間中の彼が楽しみです。

昨日も集まって頂き、4時間余り喧々諤々意見交換をした
アドバイザーの皆さんは、受講生として学んだ後、
私のオファーに応えて頂き、アドバイザーとして、
受講生と我が社の社員の如く接し、叱咤激励しながらも、
時に有限不実行の自分に矛盾に胸を痛め、葛藤しながらも
学び、自己研鑽をされています。

昨日は私から共に苦言を云い合える間柄でいましょうと、
改めて皆さんにお願いをしました。

世の中には様々な研修やセミナー、学ぶ機会があり、
そこへ参加する様々な経営者やビジネスマンがいますが、
参加する人のタイプが大きく二つに分かれるような気がします。
「勉強好き」な人と「勉強会好き」な人。

今の時代は、仕事のシーンにおいては特に‶厳しいこと〟が
なかなか云いにくい世の中です。「ガタガタ云わんと働け!」
は通用しないどころか、そんなこと口にしたら裁判沙汰になる
時代です。

そんな時代も手伝ってか、あちこちの研修やセミナーにおいても
耳心地の良い言葉や目障りの良い文章などが目立つような気がします。
要は、甘い。
そんな場所へ行って自己研鑽ができるのか?成長に繋がるのか?
甘い言葉を目にし耳にし続けていたら糖尿病になるわい!
精神的糖尿病じゃ!と、云いたくなります。
いけませんね、私は、どうも言葉に品がない。すみませんm(__)m

でも、勉強をしに行くというよりもサロン的な場所を好む人、
現実、それも意外と経営者クラスに多い、耳心地や目障りのよい
ところへ行って悦に入っている人が意外と多い。
そういう人に限って、従業員には厳しいことを云っている、
自分に甘く、他人に厳しい人をよく見かけます。

自ら苦言に近づくこと、指摘をしてくれる煙たい人に
敢えて会いに行く、耳の痛い話しに敢えて耳を傾けることが
本当の学びの機会だと思います。年齢や立場に問わず学び続
けることが大事です。

今日からまた福岡にて、新たな受講生の皆さんと、
そしてアドバイザーの皆さんと共に学んで参ります。
精神的糖尿病にならぬように。

今日も一日良い日に致します。
物流応援され団長@山田泰壮 拝