<奇跡の光景> | 物流応援団長山田泰壮の元氣が出る話

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物流応援団長山田泰壮が経営者・リーダーにお届けする元氣が出るブログ

親愛なる皆様
おはようございます。

先週後半は福岡で研修~打ち合わせと続き、
土曜日は物流マネージャー実践研修福岡7期生が開講し、
受講生の皆さん、アドバイザーの皆さんと白熱した一日
を共に学び、5か月間のロングラン研修は良いスタート
を切ることができました。

土曜日の晩、研修を終え福岡から戻り、翌日は久しぶり
に会う心許せる地元の経営者仲間とモーニングをしなが
ら近況を語り合う充実した日曜日の朝でした。

その後は、少し遅くなってしまったのですが、7月に産
まれた孫娘のお宮参りで、二人目の孫の健康と成長を祈り
ました。妹が出来た2歳半の孫娘がお姉ちゃんになり、
しっかりして見えるのが不思議です。
そして、二人の子の親になる自分の息子がその子達をあや
している姿は、不思議を超えて奇跡の光景であります。
三十年前の息子のお宮参りの時を昨日のことのように思
い出し、目の前の光景を目を細めながら見、光陰矢の如
しを感じていました。

私の父は一昨年亡くなりましたが、母はお陰様で元気で健在。
親から子、子からその子、そして、孫へ・・・綿々と続く命
であります。

以前、先輩から頂いた文章をふと思い出したので、
引っ張り出してみた。


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「ひとりの人間のもっとも優れた価値は、その人が所有権を
要求できない領域にある。私の発想、私の作品などとこだわ
るところに真の創造性はない」 ルイス・カーン

私の中にあって私より先に、そして常に蠢(うごめ)いている
もっと古いもの。そこにこそ創造性の種はある。
着手点(スタート)から前方を見るよりも、むしろその手前に
ある真の始まり(ビギニングス)に遡れとの提言は人生にも当
てはまりそう。
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深すぎて少々難解な文章だが、何度も読み返すと、
徐々に腹に落ちてくる。

ルイスカーンは、アメリカの建築家で、主に公共建築や
都市計画を手掛けた20世紀を代表する人だそうだ。

独特な発想で個性的な作品や建築物をデザインし創り
出した偉大な人は、創り終えた後、その作品に一切の
執着を持たない。だからまた新たな発想と作品が生ま
れるのだろう。

自分が勉強したことや経験体験から学んだことは大事
なことだが、その勉強や経験体験が邪魔をしてしまう
ことがある。「私は勉強した、私は経験した、だから
知っている、持っている」と。

勉強するもっと昔、経験体験する以前まで遡ること。
そこに実は新たな創造(成長)の種があるということを
示唆する言葉だ。

何の穢れもない純粋無垢な孫の姿と、
綿々と続く命の奇跡の光景は、
そんなことを思わせてくれた。

今日も一日良い日に致します。
物流応援され団長@山田泰壮 拝