過去を捨て、未来を示す | 物流応援団長山田泰壮の元氣が出る話

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物流応援団長山田泰壮が経営者・リーダーにお届けする元氣が出るブログ

親愛なる皆様
おはようございます。

昨日は私の53歳の誕生日でありました。
早朝自宅デスクで仕事をしていましたら、
社員さんからメールが入り「あ、ほんまや!」と、
誕生日に気付きました。

それから多くの方々からメールやFacebookから
メッセージを頂き、幹部や社員、家族からプレゼント
も頂きました。お心遣い、誠に有り難うございました。
私は本当に幸せ者です。

誕生日が12月で、ただでさえ年末の慌ただしい時季
であるのと、今年は新社屋の竣工が重なった為、
お祝いをして頂く機会がすこぶる多くなってしまい、
本当に恐縮してしまいます。

温かいお心遣い頂いた多くの皆様、本当に有り難う
ございます。この御恩に報いるよう残りの人生も
これまで以上に誠実に一所懸命勉強に本業に精進して
参ります。

さて、今朝のコラムを<過去を捨て、未来を示す>という
タイトルにしたのには訳があり、一昨日と昨日は、
新生㈱マイロジの新社屋への移転の為、旧社屋での片付け
作業でデスクや書棚の中にある日頃片づけを怠りそのまま
になっていた書類等々の整理に追われていた。

創業当時から捨てず取っておいた思い出の品や書類、
研修事業を始めたころのテキストや資料、書いたレポート、
読んだコラム、頂いた手紙の数々・・・捨てるもの引き続き
保管する物を仕分けしていくわけですが、私はなかなか捨てる
ことができない女々しい性分で、なかなか整理がつかない。
しかし、今回は新社屋への移転で心機一転の為、これを機に
思い切って出来るだけ「捨てる」ことを意識して行ない、
かなりスッキリした。

そんな作業を行ないながら、考えていたのが、
こうして過去への拘りとか執着を捨てることが未来を拓いて
いく為には必要なことなのではないかということだ。

捨てると忘れるとは違う。
捨てるということは物理的には消えることで、決して記憶から
消え去るということではない。過去への要らぬ拘りや執着を潔
く捨て、今この一瞬に全力を注ぎ、未来を明確に示すことが大事だ。

未来を明確に示す事の大事は、社内においても特に幹部、
管理職の皆には常に求める。

今がどんなにしんどくても具体的に未来を示すこと。
ただただしんどい、この先どうなるのか?一体どこへ向かって
いるのか?このしんどい状態はいつまで続くのか?
暗闇の中を手探りで進ませるような、社員にそんな疑問や
そんな精神状態のままにしていては絶対にならない。

こういうビジョン目標を持ち、こういう状態にするよう、
今具体的にこういう手を打っているということを明確に伝える。

今がどんなにしんどく辛くとも、未来が明確に示されて
いれば、それが少し遠くにあっても、先に一点の光明が
見えていれば人間はそこに向かって進んでいける。

誕生日に片付け作業をしながら、そんなことを考えていた。
スッキリした。
夕方、ガランとした旧社屋の事務所にて、過去のあらゆる場面
が走馬灯のように頭の中をまわった。

今日から全社員が新社屋へ出社する。
未来が始まる。

今日も一日良い日に致します。
物流応援され団長・山田 押忍!