上を向いて唾を吐く | 物流応援団長山田泰壮の元氣が出る話

物流応援団長山田泰壮の元氣が出る話

物流応援団長山田泰壮が経営者・リーダーにお届けする元氣が出るブログ

親愛なる皆様
おはようございます。

私は男兄弟三人の真ん中で、上は年子の兄、下は七つ下の弟。
三人共それぞれ会社経営をしている。
兄は学術優秀な男で、大学を出て大手製薬会社に勤め、今は
処方箋の薬局と漢方薬の店を経営している。
弟は優しい男で誰からも好かれるタイプ、両親の後を継いで
実家の事業(飲食業)を経営している。

一昨日は久しぶりに兄弟三人が集まり、実家で酒を飲みなが
ら、母親の手料理を肴に語り合った。というと、なんだか美
しく羨ましい光景に思えるが・・・二人の兄から年の離れた
弟へ、どうしても説教じみた話しへと展開していってしまう。

親から観た子供は、いくつになっても子供は子供、
八十歳の親が五十歳の子供の小遣いを心配するという笑い話
のような本当の話を聴いたことがある。
同じように、歳の離れた弟、私がトラックに乗っていた頃は
未だ小学生だった弟が、いつまで経っても頼りない子供に見
えて、何かと心配してしまう。

今日は云うまいと思いながらもついつい・・・
話しをしながら、自分でもよくないなぁと思いながら、
ああだこうだとエラそうなことを云ってしまう。
現実的には、弟も四十半ばの中年男性なわけですから、
五十過ぎのオッサンが四十半ばのオッサンに説教を垂れてい
る光景は、先の小遣いを心配する親子の話しに通ずる。

そして更には、云っていることは殆どそのまま自分にも
当てはまることが多いことに気付き、どの口が云うてん
ねん!という気持ちになって非常に後味が悪い。

ふと、会社に置き換えた時、部下に対して同じようなこと
をしているのではあるまいか、自分のことは脇置き、子供
扱い不出来扱いをして、圧をかけ萎縮させてしまっていまいか、

思い当たる節があるある。

一昨日、弟に云ったことの殆どが、自分に返ってきている。

今後は云うまい。

今日も一日良い日に致します。 
物流応援され団長・山田 押忍!