事例学習の醍醐味 | 物流応援団長山田泰壮の元氣が出る話

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物流応援団長山田泰壮が経営者・リーダーにお届けする元氣が出るブログ

親愛なる皆様
おはようございます。

今週水曜日は名古屋にて物流マネジメントセミナーを
行ないました。1月は全国大会、12月は大阪開催でし
たので、名古屋での開催は少し久しぶりで、今年初と
いうこともあり新鮮な気持ちでの開催でした。

マネジメントセミナーでは、以前は心理学やマナーと
いったその専門分野の先生をお招きし講演を賜ってい
たが、参加企業の要望もあって、現在は物流業界で
共に実践し共に学んでいる仲間経営者、幹部による
事例学習として、その会社の過去、現在、未来を話し
て頂くことを主に行なっている。

プロの先生と比べると地味ではありますが、こちらの
方がリアルで生々しいので、圧倒的に実践的な学びに
なります。

こういう状況からこんな手を打って問題課題を解決し、
こうやって業績を回復させた、こうやって事故件数の
削減をした、こうやって社員のモチベーションアップ
をはかったなど、同じ業界の同じような問題課題、
悩みを抱えた同じような立場の仲間の体験に基づいた
話しはさすがに生々しい。事例学習の醍醐味であります。

今回、ゲスト講師をお願いしたのは、石川県金沢の
野々市運輸機工の吉田専務。
お爺さんが創業、お父さんが現社長、次期社長予定の
三代目であります。

ヤマネットの実践研修大阪7期生を卒業し、現在は
名古屋28期生のアドバイザーを務めてくれている
真面目で静かに熱い男といったタイプ、まだ若い
30代の専務であります。

話口調も派手さは無く真面目で淡々としているが、
その内容は生々しかった。古参の社員の方からの
聞かされた驚くべき事実や、期待していた若手社員の
突如の退職、またその退職理由、社員から痛烈な批判の
シャワーを浴びせられる如く針の筵のような会議、
地元先輩経営者からの突き刺さるような指摘・・・
数々の辛く苦しい状況の中から気付かされ立ち上がり
諦めず手を打ち続けた5年間で構築されてきた
仕組みや風土、そのビフォー&アフターの企業事例は
大変参考勉強になり、参加者皆さんに大いなる刺激を
与えました。吉田専務有り難うございました。

マネジメントセミナーの後半は、ブレーンストー
ミングを学びましたが、このことは詳しく後日また
じっくり書きたいと思います。

名古屋での久しぶりのマネジメントセミナーは
とても充実した我ながら素晴らしい内容でした。

2018年度のマネジメントセミナーは、
開催地を名古屋、大阪、東京、福岡の順に、
各地で開催することに致しました。
全国の皆さんと企業事例学習の生々しい学びを
共有して参りたいと思います。

今日も一日良い日に致します。 
物流応援され団長・山田 押忍!