マネジメント思考 | 物流応援団長山田泰壮の元氣が出る話

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物流応援団長山田泰壮が経営者・リーダーにお届けする元氣が出るブログ

親愛なる皆様
おはようございます。

昨日は大阪にて共栄システムさん主催の物流博覧会
に参加し、大榮の吉田社長とコラボ講演の時間枠を
頂き、ヤマネット物流マネジメントセミナー紹介も兼ね、
吉田社長からは「人が辞めない会社づくり」をテーマに
会場にお越し頂いた100名程の皆様と楽しく学ぶことが
できました。

先日もコラムで書きましたが、いろいろな人の講演や
セミナーがありますし、どんな人のお話しからも捉え方
次第で如何様にも学ぶことはできますが、私のお薦めは
やはり実践者、実務者のお話し、事例学習が最も効果的
と確信しております。

過去にはヤマネットにおいてもその分野分野のプロの
先生をお招きしてご講演をして頂いていた時期がありま
したし、今でもセミナーの主旨、目的によってはお招き
することもありますが、出来得る限り、物流業界の中で
共に学び共に実践する仲間に講師になって頂くように
しています。

共栄システムの前田社長も全く同意見で、昨日の吉田社長
の講演内容も実践的かつ戦略的、革新的で、面白おかしく
話されるのですが、人間の心理を突いており「人が辞めな
い会社づくり」のテーマにぴったりの内容でした。
参加された皆様も「ウチもあれやってみよ」と思えること
をいくつか持ち帰られたのではないでしょうか。

話しは変わり、一昨日書いたコラムの続きを最後に少し
書きたいと思います。我が社の幹部合宿にて、興味深い
ことに改めて気がついたという話し・・・

とはいえ、我が社の幹部に限ったことではないのですが、
中小零細企業の経営者、幹部は現場作業とマネジメント
業務を兼務している人が多いと思います。人手が足り
ないので社長がトラックに乗務している、リフト作業
の合間に配車業務を行なったりと、営業に専念、配車に
専念というわけにはいかないというのが現実かと思います
し、それはそれで間違いとか正しいとかいうことではあり
ません。各々の事情があるわけですから仕方ありません。
しかし、「うちは人が足らんからいつまでたってもワシが
トラックに乗らなあかん」と嘆く社長や「リフトに乗
りながら配車なんて出来るわけないじゃないか」と愚痴る
幹部・・・要は現場作業にドップリのスパイラルから抜け
出せず、経営者や幹部がネガティブで被害者的な意識や
思考が常態化してしまうと良くないですね。
そこからは先の吉田社長のような戦略的で革新的、
そして面白おかしい発想は生れません。

何をしていようが構わない、でも、意識と思考は常に
前向きなマネジメント思考でありたいと、吉田社長の
話を聴きながら、先日の幹部合宿の日の場面を思い出して
いました。

昨夜は、その後、福岡に移動し、今日は実践研修福岡3期生
第5講、半年間に及ぶ研修もいよいよ終盤戦です。

今日も一日良い日に致します。 
物流応援され団長・山田 押忍!