観えない景色を観、聴こえない声を聴く | 物流応援団長山田泰壮の元氣が出る話

物流応援団長山田泰壮の元氣が出る話

物流応援団長山田泰壮が経営者・リーダーにお届けする元氣が出るブログ

親愛なる皆様
おはようございます。

目標、ビジョン、目的、未来の姿が明確にイメ
ージできると、今やるべきことも明確になってくる。

例えば、こういうことだ。
3年後に物流センターを完成させる!と目標を
明確に設定すると、敷地はどれくらいで建坪は
どれくらいで、費用はどれくらい・・・と、
様々な事を決めていくことになる、面積が決ま
ればその面積に合った立地を探す、費用が決ま
れば金融機関との話し合いが始まるといったよ
うに今やることが一つひとつ明確になるというか、
やらざるを得なくなってくる。でも、「何年か先
に大きなセンターを建てたい」と目標が抽象的だ
とどうでしょう?いうまでもありません。

もう一つ、
起きた出来事を善しも悪しきも全て自分への問い
と捉えると、その出来事からのメッセージに気付
くことができ、やはり今やるべきことが明確にな
ってくる。

例えば、こういうことだ。
「トレーラーが居眠り運転で渋滞の最後尾の追突
し乗用車5台を巻き込む重大事故を引き起こした」
というニュースを観た。翌朝、自社で出発前の乗務
員にそのニュースを伝え、充分睡眠をとること、
何よりも安全が最優先の旨を改めて伝える、「気を
付けていってらっしゃい!」の声がけをいつも以上
に元気に声がけするでしょう、というか、その事故
が自分に何かを問うていると思ったら居ても立って
も居られなくなるはずだ。しかし、そのニュースを
他人事と捉えていれば、その出来事からのメッセー
ジは自分に届かず聴こえない、だから行動に移る
ことはない。

常に心と意識のアンテナを立て、未来と今に敏感
であれば、それは行動を駆り立てる。
観えない景色を観、聴こえない声を聴く
とはそういうことだ。

今日も一日良い日に致します。 
物流応援され団長・山田 押忍!