ゆく年くる年 | 物流応援団長山田泰壮の元氣が出る話

物流応援団長山田泰壮の元氣が出る話

物流応援団長山田泰壮が経営者・リーダーにお届けする元氣が出るブログ

親愛なる皆様
おはようございます。

激動の一年が終ろうとしています。
振り返ると、父親をはじめとする私にとっての偉大な人
や大事な人が多く亡くなった哀しい一年でありました。
また身内のトラブルもあり、白状しますと、実は相当
しんどい一年、苦しい一年だったのです。(いいこと
も勿論ありましたが)

「智に働けば角が立つ虚しさ、情に掉させば流される哀しさ」
夏目漱石「草枕」の一文だが、今年はこの文を何度も思い出し
恥ずかしながら、よく溜息をついた一年だった。
どちらに転んでも虚しく、哀しい、人間の愚かさや、ままなら
ないこの世を痛感する一年だった。

そのほぼ全てが公私の「私」のことだっただけに、
仕事に影響を及ぼしてはならないし、自社の社員やお客様、
研修の受講生には関係ないことなので、「公」の場面では、
顔に出してはいけない、おくびにも出してはいけないと、
実はけっこう歯を食いしばった一年でもありました。

お陰様で、歯を食いしばった甲斐あって、事業の方は
運送事業も研修事業も順調に推移しています。勿論
問題課題は常に抱えてはいますが、今期残り3カ月あ
りますが現時点で収入も利益も前年比増、研修受講者
数も全国トータルで増加を続けています。社員の皆、
お客様、ADの皆さんに支えられた結果、有り難い限りです。

ここ数年は公私共に順調よく行き過ぎていたのかもし
れません、だからその姿を観て調子に乗ったらアカン!と、
天国の親父が警笛鳴らしてくれたのかもしれません。

とはいえ、しんどかったー!
調子に乗りませんから、来年は〝警笛〟は鳴らさんでいい
からね!と仏壇に向かって親父に手を合わせます。

でも、相当な訓練と学習の一年だったとも云える。

「門松は冥土の旅の一里塚めでたくもありめでたくもなし」
一休和尚が詠んだといわれるこの歌もよく思い出した。
正月気分で浮かれている民に向けて、骸骨を付けた竹竿を持
ちながら歩き詠んだ句。一休さんの意図とは少し違うのかも
しれないが、私には、調子に乗ったらアカン、浮かれたら
アカンと、自分への戒めと捉えた。

動き出したら止まらない私に制動力を、
辛抱できない私に辛抱強さを鍛えてくれた
そんな1年でもありました。

最後のモーニングメールが少々重たい私事になって
しまいました。ごめんなさいm(__)m

そんな1年ももう終わる。
そして、新しい一年がまもなく始まる。
少しワクワクしている。

既にお休みに入られている方、大晦日も元旦もお仕事
という方、様々かと思いますが、どうかご安全に、
どうかご無事で。

今年一年大変お世話になりました。有り難うございました。
来年もまた何卒よろしくお願い申し上げます。

今日も一日良い日に致します。 
物流応援され団長・山田 押忍!