親愛なる皆さん
おはようございます。
山本周五郎。
明治、大正、昭和を生きた小説家、時代小説が中心で
市井に生きる庶民や名もなき流れ者を描いた作品などが多く、
人間の愚かさや優しさ、醜さ美しさを主人公の生き様やそれを
取り巻く人たちの心の動き、人情の機微、人間模様を見事に
描いている作品は、フィクションだけどリアル、人間捨てた
もんじゃないぁと素直に感動できる。
あらゆる賞に選ばれるがことごとく辞退し、文壇とは縁が薄く、
交友関係も狭く、友達も極めて少ない、病気で奥さんを亡くし
た後まもなくお向かいに住んでいた女性と結婚・・・そんな
人物評から個性的で、ちょっと変わった独特な人物像が想像できる。
今年初めの「日曜朝の読書会」は、
山本周五郎文学から人間如何に在るか、
如何に生きるか、己は何者かを学ぼうと思う。
◆日時:2月12日㈰8時~10時
◆場所:ヤマネット名古屋セミナールーム
◆課題図書:小説 日本婦道記(山本周五郎著)新潮文庫
*短編で読み易い。でも読んでこなくても気軽に参加できる会です。
雑多な仕事、雑音の多い日常では、なかなか見えていないことを、
日曜の朝、心静かに仲間と共に読書を通じて振り返り語り合う。
日常の自分を客観的に観察することが出来る、そんな時間。
忙しい毎日でありますが、今年もおよそ月に一度、この時間は
確保していこうと思います。お時間ある方お気軽にお越しください。
読書、
なかんずく小説を読む喜びは、
もうひとつの人生を経験することができる、
という点にある。 山本周五郎
今日も一日良い日に致します。
物流応援され団長・山田 押忍!