情報在庫回転率 | 物流応援団長山田泰壮の元氣が出る話

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物流応援団長山田泰壮が経営者・リーダーにお届けする元氣が出るブログ

親愛なる皆さん
おはようございます。

 

一昨日の土曜日は、
親しくしている滋賀県のO社長から御依頼を頂き行って参りました。
事故撲滅の講義を二時間程させて頂いた。地元エリアの

運送会社数社がタッグを組んでの安全大会で、経営者、管理者、ドライバー

そして、荷主企業も参加されての会合で昨年から開催されている。
素晴らしい企画に感心した。

昨日の日曜日は、
男女老若職業役職不問でプライベート開催している「日曜朝の読書会」。

今月からの暫くは山本周五郎の小説を教材とし、昨日も友と共に学んだ。

笑いあり涙あり、楽しく実のあるあっという間の二時間でありました。

両日共に学ぶ機会とはいえ、全くコンセプトの違う会であったのですが、

共通して痛感したことがある。

それは、学ぶということ、勉強するということは、
つくづく情報のインプットとアウトプットの繰り返しであるということだ。

そして、その繰り返しが学びをどんどん深めていくということ。

研修やセミナーでの講義では、自分が考えていることやイメージして

いること、頭や意識や心に過去インプットしたこと、要は自分の中にある

情報をスクリーンを使っての映像やホワイトボードを使っての文字、

もちろん生の言葉で、どんどんアウトプットしていく作業で、

それによる聴衆(受講生)の反応が学びとなり、アウトプットの良し悪しの

判断基準にもなり、次のアウトプットの質を高めていく。

読書会では、音輪読することにより、書の中の情報のアウトプットと

インプットを同時に行なうことが出来るし、音輪読は一人で黙読する

のとは全然違い、特に小説の場合、そこに描かれている景色や

登場人物の表情仕草等、情景描写のところで、イメージがより鮮明に

湧いてくる、イメージ力を上げる脳トレにもなります。
そして、読書後、皆で感想や意見をディスカッションンすることにより、

自分と他人の知覚差異を知ることができ、仲間の情報からそういう見方、

捉え方もあるのかと、視野を広げることもできる。

学ぶとは、勉強するとは、「インプットとアウトプットの繰り返しである」を、

物流マン的に表現すると、「情報の在庫回転率を上げる」となる。

頭の中に在庫されている情報をどんどん出庫し続けると、

いづれ在庫切れになる。だから次は新たな情報を入庫する、

でも入庫し続けると今度は在庫過多になり、いづれは賞味期限切れの

不良在庫が発生する。だから、入出庫をバランスよくリズムよく

行なっていくことが大事だ。情報の在庫回転率をあげること。

土曜、日曜の二日間、二つの勉強の機会を通じて、
改めて感じた次第です。

さぁ新しい週の始まり、今週のスケジュールはかなりハード、
在庫回転率は相当高そうだ。

今日も一日良い日に致します。

物流応援され団長・山田 押忍!