環境と手段 | 物流応援団長山田泰壮の元氣が出る話

物流応援団長山田泰壮の元氣が出る話

物流応援団長山田泰壮が経営者・リーダーにお届けする元氣が出るブログ

親愛なる皆さん
おはようございます。

今朝は伊丹空港横のホテルで朝を迎えています。
昨日は大阪にて事故撲滅トレーナー養成講座を終え、
今日はこれから函館へ移動し、プロドラチーム研修ですが、
ヤマネット研修への参加企業が安全に対する意識、事故撲滅に
対する意欲がグングン高まっていることを実感しています。
送られてくる手紙や報告書の内容、上司からの評価の声、
そして、実際に1年間無事故!500日無事故記録更新!
中には80台ほどの保有台数でありながら4年間無事故!
など素晴らしい結果、成果が生れています。

研修事業を開始し来年で10年目に突入します。
正直、当初は自信もなく、手探りで行なっていましたが、
アドバイザーの方々をはじめとした素晴らしい経営をしている
多くの方々との御縁や自分自身運送事業との兼務が始まり自社
での取り組むによる、いわば臨床実験で立証できることもあり、
今では教育と成果の因果関係を確信しております。
学ばない会社は衰退する、学ばない会社は事故は減らない。
と断言できます。そして、それは経営者自ら学ぶということが
もっとも重要であります。

さて、事故撲滅に向けのツールとしては、ドライブレコーダー
による事故動画を活用し、危険予知トレーニング(KYT)を
行なうことがとても有効で、実際に相当効果が高いですが、
やはり、KYTを社内で行ない効果を出すベースとして社内での
健全で良好な人間関係、良い社風が必須であります。

いくらKYTをドライバーに対して活発に行なったとしても、
管理者とドライバー、またドライバー同士の関係性、雰囲気が
ギスギス、ピリピリしていては事故は減りません。

その昔、KYTの手法は、車や人が行き交う絵が描かれた
紙が配布され、「この中に危険個所がいくつかるか述べよ」
というようなアナログな手法から今ではドライブレコーダーの事故映像という

デジタルなツールを活用してのKYTへと変化している。

KYTに限らずコミュニケーションの手段も電話、FAX、携帯、スマホと

時代と共にどんどんデジタルへと変化している。
されど、人間関係、コミュニケーションは、そもそもアナログ。
会って話すという形が本来だ。

アナログのコミュニケーション、温かい心通う人間関係を築き、
デジタルをツールとして活用する。
つまり、より良い環境づくりと最適で効果的なツールの活用。
これが事故撲滅の必須条件だ。

それでは、いってきます。

今日も一日良い日に致します。

物流応援され団長・山田 押忍!