思い通りにならないことが大事 | 物流応援団長山田泰壮の元氣が出る話

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物流応援団長山田泰壮が経営者・リーダーにお届けする元氣が出るブログ

親愛なる皆さん
おはようございます。

大阪~函館と事故撲滅研修の旅から戻り、
昨日は、ヤマネット研修のプロモーションビデオ製作の為、
製作チームと研修参加企業をまわり、取材、撮影、インタビューと、

静岡西部~愛知三河~名古屋市内と強行軍でありました。

プロの撮影チームの仕事には、さすが感心させられました。
また、取材を受ける研修参加企業の皆さんのご協力にも大変頭の下がる思いで、

実に有り難い一日でした。

各地で多くの参加企業、受講生と関わる中で、その土地柄や
その人の個性は様々なので、中にはなかなか手を焼く受講生もいる。

素直に聴こうとせず、出来ない理由を並べる、頑固で、ネガティブ発言を多くする受講生。

でも、一方では本当に熱心で素直で、研修の主旨や意図をよくよく理解し、

実践に活かし、短期間に見違えるほど成長する受講生もいる。ほんと様々だ。

後者のような素直に学び理解し成長していく受講生は私にとって喜びでありますし、

モチベーションも上がります。

一方、前者のような受講生には、まだ未熟、不出来な私などは

正直、面倒くさいと思うことも怒りにも似た感情が湧くこともストレスを感じることもあります。

しかし、実は、己の人間力を強化してくれているのは紛れもなく後者です。

だから、面倒くさいからと言って排除しようとしたり、避けてはならない。

こういう思い通りにならないヒトやコトが成長の源泉であることを過去を振り返ると確信できる。

思い通りにならないから思い通りになるように悩み考えることにより知恵が生まれたり、

反対意見や違う考えを受け容れたり歩み寄ろうとすることにより、許容力や柔軟性が育まれる。

赤ちゃんの頃、泣けばオッパイ、おむつ、抱っこと、ある意味思い通りが叶う時期を通過し、

幼稚園に入り、小学生になって、思い通りにならないからといって泣きわめいても、

親や先生から叱られるだけだ。今はあまり見かけなくなったが、

スーパーのお菓子売り場でほしいものを買ってもらおうとフロアーに倒れ込んで

泣き叫び手足をジタバタさせている子供、結末はお母さんは知らん顔でレジを済ませ

そのまま帰ろうとすると、置いて行かれてはえらいことと、後ろを追いかけ、

しゃくりをあげながらお母さんのブラウスの裾を掴み仕方なく諦めて帰っていく。

そうやって、わがままは通らない、全てが思い通りになるわけではないことを学んでいく。

もし、仮に(本来あり得ないが)何もかもが思い通りにいく人生があるとしたら、

それは、どこかの国のおかしな髪型の独裁者のようだ。

でもそんなことは現実的にはあり得ない、あの人も実はとてつもなく臆病で弱く脆く

浅はかな人間であることは冷静に見ればわかる。(冷静に見なくてもわかる)

だから、今、思い通りにならず悩み苦しんでいる人がいるならば、

大丈夫、それが己を育ててくれる糧に必ずなります。
思い通りにならないことは実はとても大事なのであります。

今日も一日良い日に致します。

物流応援され団長・山田 押忍!