ゆとり教育と働き方改革:その2 | 物流応援団長山田泰壮の元氣が出る話

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親愛なる皆様
おはようございます。

先日、書き終えれなかったコラムの続きを書こうと思う。

ゆとり教育によって勉強量が減り、
働き方改革によって働く時間が減り、
これでは、この国は必ず衰退していく。
最近の若者、否、未来の若者はどんどん弱くなっていく。
と書いたが、現実は、若者のみならず、所謂ゆとり世代ではない
我々おじさん世代までもが、弱体化している風潮だ。
一体どういうことか・・・

私は1965年生まれですから、云うまでもなく戦争経験者ではありません。

しかし、私が生れるほんの20年前までは戦争をしていたことになります。

戦中戦後の状況は映像で観たことや、親から聴いた話でしかありませんが、

焼け野原で何もなくそれはそれは今では考えられないような貧しい状況、

逆境、試練であったことが分かります。

その20年後私は生まれ、物心ついた時には、家で毎日ご飯を食べ、テレビを見、

世の中では新幹線、高速道路、大阪万博・・・と、

戦後復興、産業振興の勢いはものの見事で、1968年にはドイツを抜き、

世界第2位の経済大国にのし上がるという奇跡の復興を遂げた。

これは、他ならぬ、貧しさ、逆境、試練の中、国民が沢山勉強し、沢山働いたからだ。

しかし、それからおよそ50年、いつしか、様子が変わってしまった。

やがて、中国に追い抜かれ、第二位の座を奪われることになった。

(GDPとしては2009年に追い抜かれている)
それを全てゆとり教育や働き方改革のせいにするつもりはない。
産業の振興、経済の発展は、飽食の時代を創り出し便利快適の時代環境を創り出した。

飽食、便利、快適は、必然として、人間を弱体化させていく。

若者のみならず、中高年以上の人達も含め、時代環境に飲み込まれている。

組織とは人間の集合体、国家という組織も同じ、弱体化した人間の集合体では、

その組織はやはり衰退していくのであります。それに拍車をかけるのが、

ゆとり教育、働き方改革だと私は危惧する。

では、どうすればよいか?
法律に背くわけにはいかない、
されど、法律に従うだけではいけない。

今日で、完結させようと思って書いたが、まだかかりそうだ。
今朝も時間切れ、次回<その3>で完結させたいと思います。

今日も一日良い日に致します。

物流応援され団長・山田 押忍!