我が事に置き換える | 物流応援団長山田泰壮の元氣が出る話

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物流応援団長山田泰壮が経営者・リーダーにお届けする元氣が出るブログ

親愛なる皆様
おはようございます。

物流マネジメントセミナーの教材に使おうと思っているDVD資料
のポイントを繰り返し確認していて、学んだこと、気づいたことを今朝は書こうと思う。

ハーバード大学のケネディスクールで30年間リーダーシップに
ついて研究し続けてきたロナルド・ハイフェッツ教授と生徒たちとのワークショップでのやり取り、

生徒といっても社会経験をたっぷり積んだ人達、それも然るべき立場の人達が殆どで、

その人達が更に学ぼうとするわけだから、教授の質問に対する生徒たちの答えや主張、

また生徒同士の議論、時にテーマからそれていく議論を軌道修正していく教授・・・

それらのやり取りはかなりハイレベルだ。

一見難しいと思える教材だが、
私は、難しいことを簡単に捉えることが結構得意で、
脳の構造が単純にできていることが功を奏している(笑)
要は出来る限りを我が事に置き換えるということがキーであります。

今回の資料の場合、
世界や世の中を会社と置き換えてみる。
ハイフェッツ教授を経営者、生徒達を社員達と置き換えてみる。
「ある権威を持って相手に初めて会う時、何をすべきか?」
という難しそうな質問を、
「経営者と社員との良き人間関係構築の為に何が大事か?」
に置き換えてみる。

生徒から出てきた答えは、
①信頼を得る為に自分が何者かを(経歴も含め)具体的に伝える
②目標を明確にする
③基本的なルールを明確にする
④相手(生徒)を知る

置き換えた質問に、答えが全て当てはまる。

さて、では、自社に置き換えてみたらどうだろう、
社長のこと幹部のことを社員はどれだけ知っているだろう?
方針や目標、ビジョンは明確になっているだろうか?
基本的なルールはちゃんと周知できているだろうか?
経営者、幹部、上司は、社員、部下のことをどれだけ知っているか?

ハーバード大学の難しそうな講座が、
シュチュエーションやキャスティングを出来る限りを我が事に
置き換えた瞬間に、自社と自分の為の講座に生まれ変わる。
自社で自分がやるべきことが見えてくる。

5月度の物流マネジメントセミナーは、
「事業継承について」であります。
この教材を使おうと決めた。

ちなみに、5月度の物流マネジメントセミナーは・・・
◆日時:5月17日㈬15時~18時
◆会場:ヤマネット名古屋セミナールーム
◆御題:番頭の経営学シリーズ「事業継承について」
◆内容:経営者、経営幹部4名によるパネルディスカッション
株式会社マイシン辻社長
株式会社大杉運輸大杉社長
愛東運輸株式会社村山専務
共栄システム株式会社前田社長
◆DVD教材鑑賞「リーダーシップ論」
byドナルド・ハイフェッツ教授
以上のような企画予定です。多数のご参加お待ちしています。

ゴールデンウィーク真っ只中、くれぐれもご安全に。

今日も一日良い日に致します。

物流応援され団長・山田 押忍!