大空と大地の中で | 物流応援団長山田泰壮の元氣が出る話

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物流応援団長山田泰壮が経営者・リーダーにお届けする元氣が出るブログ

親愛なる皆さん
おはようございます。

一昨日は、事故撲滅トレーナー養成講座東京第1講
を終え、昨日は羽田から函館に入りました。
空港に降るとやはり寒く、既にコートを着ている人の
姿も見え、北海道内では昨日、初雪も観測されたとのこと、
こちらはもう初冬であります。今日は朝から函館市内の
D社様にて研修を行ない、終了後は実践研修3期生開講
に向けて準備で福岡へ移動します。温度差は10度以上
あるようです。温度差で体調を崩さぬよう、衣類を調整
してしっかり対応します。

もう2カ月ほど前のニュースですが、
千歳から大阪へ向かう飛行機の中で、フライト時間が
大幅に遅れ、機内でお客さんがイライラしはじめ、
職員にクレームをつけ出し、機内の空気がピリピリし
始めた時、たまたまその飛行機に乗り合わせた歌手の
松山千春さんが、お客さんを落ち着かせ、機内のムード
を和ますために1曲歌うことを申し出たところ機長から
許可が出て、名曲「大空と大地の中で」を機内マイクを
使って歌い、歌い終わった後、「職員の皆さんも一所懸
命頑張っているので、イライラせずにもう少し待ちまし
ょう」とコメントすると、機内からは拍手が沸き起こった。

ほのぼのするニュースで、松山千春さんの人柄が伺える。
その後、そのことについて、メディアが所属事務所に
インタビューやコメントを求めたが自慢話や己の美談は
一切発しなかったというのも、かっこいい。

このニュースを観た後に、こんなことを考えた。
感情のコントロールや物事の捉え方、判断、行動に
よって、この機内全然違う景色になっていた
かもしれないということ。
例えば、機内にイライラピリピリムードが高まり、
職員に文句を言っているお客さんを見てこちらも
イライラし、それを制止しようと、そのお客さんを
捕まえて、「仕方ないじゃないか!職員も頑張ってん
だから、ガタガタ云うんじゃねーよ!」と、もし、
云っていたら、機中は騒然とし負のスパイラルに入っ
ていったとことでしょう。でも、松山千春さんは
先述の如く、自分の強みを活かし(歌を唄う)、穏や
かなコメントで機内を和ませた。

感情的になって、それを相手にぶつけても、物事は大概
上手くいかないことの方が多いというのが、これまで
私が生きてきて体験してきた答えだ。若い時と比べると
いくらかは感情コントロールは出来るようになったと
思うが、憤りや怒り、負の感情がどうしようもなく湧き
上がってくる時がある。50年以上生きてきて様々な経験
体験をし、学んできたつもりでいるが、まだまだ修行が
足りない。

いろんな出来事が起きる、いろんな人が現れる。
その出来事、その人によって、自分が試されている
ようですが、温度差に対応すべく、その出来事、その人に
応じて如何なる時ももっと柔軟に対応できるよう心掛けます。

今日も一日良い日に致します。

物流応援され団長・山田 押忍!