忖度(そんたく) | 物流応援団長山田泰壮の元氣が出る話

物流応援団長山田泰壮の元氣が出る話

物流応援団長山田泰壮が経営者・リーダーにお届けする元氣が出るブログ

親愛なる皆様
おはようございます。

「忖度」
無知な私は、森友学園問題のニュースや記事で初めて知った言葉で、調べてみると

「他人の心中、気持ちを推し量る」ということが分かった。

なるほど、それだけを見ると、思いやりや優しさ、慈愛の心を持った人という印象を持つが、

森友学園問題で使われている忖度はどうも趣が違う。

そんなことを思っていたら、先日、地元紙でもそのことが書かれていた。

他人の心中、気持ちを推し量るというよりも、顔色をうかがい委縮している印象は、

忖度とは言い難い、自己保身や我田引水の為に使われている印象であります。 

洒落ではないが、これらは、忖度ではなく損得での意思決定、言動であります。

森友問題に関わらず、社会全体がそんな風潮で、身近においても あるある。

傲慢な上司の顔色をうかがい云いたいことも云えず委縮している社員。

今はだいぶ減ったが、上から目線のクライアントに過剰な接待やスリスリ揉み手で

ヘイコラしている営業マン。

これらは、怒らせないように、気分を害さないようにと、相手の気持ちを

推し量っているといえば、いえないこともないが、それ以前に自己保身の意識が

働いていることが透けて見える。

上司に対しても云いたいことがキチッと云える社風づくり、
上司は社員や部下が委縮してしまうような態度や発言はしてはならない。

顧客とも健全なお付き合いができる関係性の構築、過剰な接待ではなく、

本業の商品、サービスで喜んで頂けるよう、そしてヘイコラしない。

真の忖度、相手の心中、気持ちを推し量るというのは、そういうことだ。

先の地元紙の記事にも、度を越した「忖度社会」への警笛が鳴らされていた。

まずは、自社から自分から、気を付けていこう。

今日も一日良い日に致します。

物流応援され団長・山田 押忍!