決算書から見えるもの | 物流応援団長山田泰壮の元氣が出る話

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物流応援団長山田泰壮が経営者・リーダーにお届けする元氣が出るブログ

親愛なる皆様
おはようございます。

研修事業者という仕事柄もあって、経営相談がこのところ特に多い。

厳しい時代環境ということもあるのだろう。
自分も自社も問題課題山積みの分際で、僭越ではあるが、
頼まれ事は試され事、相談に乗る以上はお役に立てるよう全力で

対応するよう努めている。そして、大きな副産物として、自分自身が
物凄く勉強になる。有り難い。

どんな内容の相談であろうと、基本的には決算書をご持参、開示頂くようにしている。

それが、運行管理や労務問題や社内の人間関係の問題であろうとも、

決算書をじっくり見ていくと、そこから大体のことが見えてくる。

私は会計のプロではないが、過去に自分も自社も痛い思いをしたお陰?で、

PL損益計算書、BS貸借対照表を見ながらあれこれ質問をしていくと、

CFキャッシュフローの流れが大体見えてくる。

損益上、今、黒字だらか良いというわけではない、
今、赤字だからダメということでもない、
債務超過だからダメということでもなく、
自己資本が多く貯まっているから良いというわけでもない、
決算書にじっくり目を通すと、その経営者の意思決定、

手の打ち方、性格、資質が見えてくる。

そして、つくづく思うのは、全てはトップで決まるということだ。
どの会社も例外なく、否、会社に限らず、世の中の全ては組織活動、チームプレイだ。

国家も地域も家族も、だから、チームメンバー皆が成長し、力を付け、

皆で力を合わせて、良い組織、成果を創り出していかなければならないのだが、

その組織の長、リーダーが、皆で力を合わそうとする環境を壊すような態度言動、

成長を阻むような判断、行動をとれば、良い組織、成果は創り出せない。

「プラス思考、勉強好き、素直」は、成長の三条件として、
船井幸雄さんが云われたが、私は四つめを加えてたい。
「リーダーが成長を阻まないこと」と。

全てはリーダーで決まる。

今日も一日良い日に致します。

物流応援され団長・山田 押忍!