色褪せない創業の精神 | 物流応援団長山田泰壮の元氣が出る話

物流応援団長山田泰壮の元氣が出る話

物流応援団長山田泰壮が経営者・リーダーにお届けする元氣が出るブログ

親愛なる皆さん
おはようございます。

20世紀は産業が飛躍的に発展し、それに伴ってトラック輸送も
順調に推移して参りました。この間、社会は大きく変化し、
経済基盤も商品経済からサービス経済へとシフト致しました。
サービス経済への変革に対応するには「共生」の概念がとても
重要になり、21世紀の物流は「競争から共生」がキーワードになります。
(中略)
ヤマネットは運送会社が個々に抱える問題、業界全体が抱える問題に果敢に挑戦し、

21世紀の新しいビジネスワークを展開して参ります。

必ずや皆様のお役に立てるものと確信致しております。

上記は、17年前、私がヤマネットを創業してまもなく作った会社案内パンフレット

(A4大の三つ折りの小さなパンフ)のあいさつに書いた文章だ。

自宅の6畳の一室を事務所にしている一人会社のわりには大きな口を叩いている(笑)

いわゆるこれが創業の精神というものだろう。
そして、この気持ちは今も色あせていない。
利用運送と複数運送会社の契約幹部業を業として立ち上がった
当時は、まさかヤマネットが教育会社になろうとは夢にも思って
いなかった。その後、創業の精神はどこへやら、ちょっと規模が
大きくなり、順調にいっているかの如く錯覚し、調子に乗って
イケイケドンドン膨張経営で、危機に陥り・・・
その後紆余曲折あり、立ち上がったのが研修事業だ。

業態の変化はあったものの、競争から共生の概念、物流業界全体、

個々の会社が抱える問題を解決しようという思いと行動は今も変わらず、

否、創業当時よりも今の方が圧倒的にその想いは強い。

正直、当時は背伸びをし、建て前的な大義名分が必要だからそれを文章にした

というのが本音だ、言行一致していなかった。
でも、今は違う、腹に落ちている。言行がようやく一致してきた。

迷ったときは原点に帰れと云いますが、私にとっては、
このパンフレットが原点だ。
今はもう色あせたものが数部しか残っていないが、
そこに書かれた想いは今も未だ色あせていない。

今日も一日良い日に致します。

物流応援され団長・山田 押忍!