習慣と成果について | 物流応援団長山田泰壮の元氣が出る話

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物流応援団長山田泰壮が経営者・リーダーにお届けする元氣が出るブログ

親愛なる皆さん
おはようございます。

成果をあげるために必要なのは、才能ではなく習慣である。
とは、ピータードラッカーの理論であり、物流応援団の研修においても

この考えを事業開始以来一貫して云い続けている。

成果とはその人、その組織、その立場によって様々だが、
物流応援団は、成果を「業績の向上、社風の向上、事故撲滅」
と定義している。

「習慣化」、言うは易し行うは難し。
特に悪い癖を身に付けている大人に良い習慣化を身に付けるのは
相当難しであります。

私達が今、習慣として日々抵抗なく行っている行為の中には、
例えば、歯磨きとか、おトイレで用を足した後に拭くとか、
シートベルトもそうだ、ごくごく当たり前に抵抗なく、
まるで呼吸をするかの如く行っているこれらの行為は、
元々は習慣化されてはいなかった。

子供の頃、親に手取り足取り教えてもらいながら、
初めは嫌々、時には泣きながらでも親が何度も何度も繰返し
躾けた暁に一人で出来るようになった。
シートベルトも法令化された後、運転者皆が習慣化されるまでは、

相当多く人達がお巡りさんに止められ、切符を切られ、罰金を支払ったことでしょう。

その結果、それをしないと気持が悪い、落ち着かないという
ところまでいく、そうやって習慣化していくものだ。
共通していえることは、習慣化されるまでは面倒くさくて嫌なことが多い。

それでも、習慣化の暁には、虫歯予防や交通死亡事故減少という
成果を創り出すことができた。

習慣化とは、まず無意識を意識化していくこと、
そして、その意識化された行動を更に
無意識化のレベルまで昇華させていくことである。

人間は放っておけば易きに流れる。
しかし、残念ながら大人になると大体の人が自分を放っている。
親や他人も勿論、子供の頃のようにかまってはくれない、放っておかれる。

だから、大体の大人は易きに流れ流されている。
故に残念ながら、成果にまで繋げることの出来ない人や会社の方が多い。

国内赤字企業8割の本質原因が、そのあたりにあるような気がする。

しかし、私は見ている、知っている、
良い習慣が身につき、それを成果に繋げている人達を。
素晴しい業績と社風を構築してみえる会社を。
成果の本質が、そこにあることを。

さぁ今日は実践研修東京4期生第3講。
習慣化の重要性を伝える講座であります。

今日も一日良い日に致します。

物流応援され団長・山田 押忍!