【謹賀新年】<志と知恵とスタミナ> | 物流応援団長山田泰壮の元氣が出る話

物流応援団長山田泰壮の元氣が出る話

物流応援団長山田泰壮が経営者・リーダーにお届けする元氣が出るブログ

親愛なる皆さん
新年あけましておめでとうございます。
昨年は大変お世話になりました。
今年もどうぞよろしくお願い致します。

昨年一年は、福岡での実践研修や大阪でマネジメントセミナーが
スタートし新たな研修カリキュラムとして事故撲滅トレーナー
養成講座が開講するなど、研修事業において新たな拡がりと展開
がありました。運送事業においては、点呼や運転技術教官の配置
など管理体制の強化をはかり、大府に新たな拠点も開設、秋から
は幹部に新メンバーも加わり展開して参りました。問題課題は
山積みでありますが、全社前向きに取り組んで参りました。
我が社の決算3月末まで、残り3カ月を走り抜けて参ります。

さて、今年はどんな年になるやら楽しみにでございますが、
時代環境は、会社経営にとって相当厳しい年になりそう、
否、今年に限らず、これからはそういう時代が続くとみて
いいでしょう。経営者受難の時代です。

燃料の単価が不気味にジリジリと上昇してきています。
この2~3年間の利益は燃料単価の安価安定によって得られていた
という運送事業者も多かったのではないでしょうか、故に
この不気味な燃料単価の上昇は運送事業者の業績に直接的な打撃、
それも上昇度合いによっては会社の存続さえ揺るがしかねない
大打撃を与えかねません。

労働問題ついては月80時間以上の残業で厚生省は企業名を
公表することになりました。公表の有無にかかわらず、社員、
特に乗務員の残業時間、労働時間の法令順守は例外なし待った
なしであります。

一方で、少子高齢化、人口減少化が益々進み、昨年の出生数は初の
百万人割れ、しかも単身世帯が3分の1を超えたといいます。
人手不足の深刻化は益々進み、人材確保、採用が益々困難な状況、
運送業界におけるドライバー不足は2015年問題として14万人の
不足が叫ばれましたが、今年は18万人とも20万人とも云われています。

等々等々・・・受難の要因は枚挙にいとまがありません。
しかし、それを嘆いていても仕方がありません。
こういう時代を如何に生き抜くか、否、こういう環境、
状況の中においても如何に良い会社を創っていくか、否々、
こういう時代だからこそより良い会社を創るチャンスと捉え、
敢然と立ち向って参りたい
と思います。

しかし、気合いや根性だけでは乗り切れません。
そこには志も知恵もスタミナも必要であります。
どれだけ理想やビジョンを掲げ、志高くとも、
そこへ向かう途中の困難を超える為の知恵が必要であり、
どれだけ知恵やアイデアがあろうとも、
そこを超えていく心身共のスタミナがなければなりません。

今年は、運送事業においても研修事業においても大きな
プロジェクトが動き始めます。正に志と知恵とスタミナの
勝負でありますが、何よりも私および物流応援団の強みは、
内外共に応援団を応援して下さる多くの仲間の存在であります。

高い志、豊かな知恵、逞しいスタミナを持てるよう今年も、
否、今年は、これまで以上に精進して参ります。
応援して下さる多くの方々の期待にお応えできるよう、
全身全霊で働きます。

 

今年も一年良い年に致します。

物流応援され団長・山田 押忍!