日常へのこだわり | 物流応援団長山田泰壮の元氣が出る話

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物流応援団長山田泰壮が経営者・リーダーにお届けする元氣が出るブログ

親愛なる皆さん
おはようございます。

私が研修を行なう際にこだわっていることの一つに、
出来る限り「日常から離れない」というのがある。

私が研修事業を始める前3年位の間、研修オタクのような
時期があった。名だたる研修会社から怪しい団体のセミナーまで
ありとあらゆるところへ参加した。物流業に特化した勉強(研修)
を事業として立ち上げようと、参加目的が明確になってからは、
学び方が大きく変わった。研修講師から学ぶから研修講師を学ぶに変わり、研修自体から学ぶことに加え、その講師の教え方、研修の進め方、主催する研修会社の運営の仕方や場づくり・・・これら各主催団体の所謂ええとこどりと逆に反面教師のところを見定める。

そんな時期を経て、物流応援団ヤマネット実践研修が2009年に
(当初はヤマネット営業力アップ実践勉強会という名称)事業として立ち上がった。

それから一貫しているこだわりの一つに「日常から離れない」がある。

当時、前述の如く、あらるゆ研修、セミナーに参加する中で、
意外と多いなぁと感じたのが、非日常的な演出、設定、場づくりであります。例えば、部屋の明かりを落として、大きなボリュームで応援歌的なBGMを流したり、例えば、人通りの多い駅前で大声で歌を唄ったり、またはなかなか会えないようなメジャーな方を講師で招いたり・・・あ、初めにおことわりが必要だが、それらを良い悪いと区別したり、他の研修会社の非難否定の類ではないので、ご理解頂きたい。非日常に身を置き日常の自分を振り返ることや、刺激的な体験、根性試し、肝試し的な体験は時に必要だと思いますし、現に私も時にメジャーな先生を講師に招いてセミナーを行うこともあれば、私自身も自社の社員にも必要に応じて他社の研修での学びを今も活用している。

ただ私自身が行っている研修においてのこだわりは、出来る限り非日常的な演出は避けること、日常から離れないことであります。
研修中は、できるだけ普段の演出、日常のような雰囲気、場づくり、話し方を心掛けている。だから、照明が暗くなることもなければ、大きなボリュームでBGMが流れたりするこもない、ましてや大きな声で歌を唄うこともない、そして、ゲスト講師は出来る限り実務実践者、受講生の方と同じフィールドで頑張って成果を出している人。

何故ならば、日常が本番だから、日常で成果を出すために研修やセミナーに参加しているからであります。日常では、急に照明が暗くなることも、その場の状況や雰囲気にあったBGMが流れることも、駅前で大声で唄うこともないからです。有名で特別な先生の話しも、刺激にはなりますが、実のところ多くが殆ど役に立たないと私は思っているのです。何故ならば、特別だからです。それよりも身近で同じ業界業種の中で成果を出している人の話しの方が生々しく、日常実践で役に立ちます。

本番は日常。

今週は、関西方面~昨日からは福岡と企業現場訪問が続きました。
そこには生々しい日常がありました。

今日は福岡博多。
今年初の実践研修、日常にこだわり運営して参ります。

今日も一日良い日に致します。

物流応援され団長・山田 押忍!