事故撲滅、決意新た | 物流応援団長山田泰壮の元氣が出る話

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物流応援団長山田泰壮が経営者・リーダーにお届けする元氣が出るブログ

親愛なる皆さん
おはようございます。

 

土曜日は、ヤマネット全国大会が皆様のお陰を持ちまして
盛会のうちに無事終了致しました。
誇り高き物流マン第7章<事故撲滅への挑戦>と題し、
事故防止コンサル上西氏の講義から始まり、運行管理者による
事故撲滅プレゼン、経営者実務者によるパネルディスカッション、
ドライバーによるチームプレゼンと、今回は事故撲滅一色の企画
と致しました。

毎年は、業界外のメジャーな先生をお招きしてのパターンが多
かったですが、今回は、日常、実務にこだわり、敢て特別感を無くそうと

いう特別な思いがありました。

昨年は、事故撲滅に焦点を当て、上西氏ともコラボレーションし、
新たな研修カリキュラムも導入し、また自社の運送事業においても
幹部を社内トレーナーとして養成し、毎月1回全ドライバー一人漏れなく

KYT(危険予知トレーニング)社内研修を実施するなど、

事故撲滅に力を入れてきました。

そして、今年からは矢崎エナジーシステム様ともコラボレーションし

新たなプロジェクトも始動いたします。

そんな活動をする中で、本質的なことがジワジワと見えてきました。

ドライブレコーダーやKYTといった科学的な側面、デジタルな側面と

人間関係や社風といった情緒的な側面、アナログな側面、

これら両面が不可欠であることをキチッと認識し物事を判断し、

活用実践していかなければ事故はなくならない、

更にこれらは事故撲滅のみならず、あらゆる局面で、

人間がより良く生きる為に大事なことだ。

要は科学と情緒のバランス、デジタルとアナログのバランスであります。

世界という観点では産業革命以降、日本では、戦後高度成長以降特に

産業が肥大化しすぎ、バランスが崩れてしまった感がある、

そして、科学は更に進みデジタル化は益々加速し止まらない。

デジタルはスピード化、効率化、便利快適の為の道具であります。
それが肥大化進化しすぎて、本来の人間が生きていくための

適正なスピード、健全なリズムとかけ離れ、便利快適の為に創り出した

モノによって生きにくい世の中を創り出してしまいました。

事故撲滅への挑戦は、
この現実をキチッと理解し、意図してデジタルを用い、
情緒で逞しく繋がることであります。

大会にご参加頂いた皆さん共々事故撲滅への決意を
新たにし終えることができました。
ご参加頂きました皆様、誠に有り難うございました。
心より御礼申し上げます。

今日も一日良い日に致します。

物流応援され団長・山田 押忍!