違和感を大事にしろ | 物流応援団長山田泰壮の元氣が出る話

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物流応援団長山田泰壮が経営者・リーダーにお届けする元氣が出るブログ

親愛なる皆さん
おはようございます。

東芝、三菱、日産、そして、神戸製鋼・・・
日本のモノづくりがヤバイ。
全ては行き過ぎた資本主義、産業の肥大化によって、
失ったものは大きい。

先日、お世話になっている先輩社長から頂いた言葉が
脳裏に焼き付いている。それが、今朝のタイトル
「違和感を大事にしろ」であります。
先輩社長は、自社の社員達に「違和感を大事にしろ、
違和感を感じたら、それを放っておいたらいかん」と、
常日頃伝えていると聴いて、同感した。

理由や原因や根拠はすぐには分からない時もあるが、
直感的に何かおかしい、胡散臭い、不自然だ・・・
つまり違和感。そんな感覚が湧き上がってきた時には、
スルーせず、その違和感の原因をよくよく考えてみた方がいい。

企業の不祥事のみならず、身近においてもスルーできない
違和感は沢山ある。もっと働きたい稼ぎたいと思っている
のに働けない働き方改革、沢山働いたら国から怒られる社会、
応募面接に現れた求職者が面接官への開口一番の質問が休日
日数、電車の中を見渡せば老若男女乗客の殆どがスマホを
操作している景色、運転中のながら携帯スマホ等はその極み・・・違和感だらけだ。

でも、それをスルーしているうちに、常態化し違和感が
消えていく。そして、益々エスカレートしていき何でもあり
の異常な状態にも違和感がなくなっていく。

国家レベルでみてもそうだ、例えば正に今、解散総選挙も、
沖縄米軍基地、原発再稼働、ついでに「このハゲー!」と叫んだ
女性議員が選挙戦で街頭演説している姿も・・・違和感の極みだ。

先に挙げた大手企業の不祥事も発覚する前に数々の違和感が
あったに違いない。でも、それをスルーしていくうちに違和
感が消え常態化していったのだろう。
そして、何よりも違和感を違和感と気づく感性、見逃さない
眼を持つこと、これを曇らせない為に常に感性を研ぎ澄まして
おく必要がある。

我が身、我が社に置き換え、身近な違和感に敏感に
気付き、スルーせず、小さな内にその芽を摘んでおこう。
今日から、実践研修東京5期生がスタートする。
ここでも同じく、違和感を見逃してはならない。

今日も一日良い日に致します。

物流応援され団長・山田 押忍!