社長を唸らす経営幹部 | 物流応援団長山田泰壮の元氣が出る話

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物流応援団長山田泰壮が経営者・リーダーにお届けする元氣が出るブログ

親愛なる皆さん
おはようございます。

 

昨日は、今年最後の物流マネジメントセミナーを大阪で行なった。
今回は、社長を唸らす経営幹部と題して、お二人にお声がけをし、
登壇して頂いた。参加者全員を正に唸らせる素晴らしい内容だった。

樋口物流サービスの長鋪さん、エムカンパニーの白川さん、
偶然にもお二人は同級生、40歳のバリバリの幹部全身全霊で
社長を支え取り組む一所懸命の姿に皆が感動した。
一所懸命の姿に人は感動します。
そして、その一所懸命が、仲間の為、会社の為、業界の為、
上司を喜ばせたい・・・ つまり、他人のことを思い、
人の為に動く姿には特に感動します。
そして、そういう人へは応援したい!と思えるのです。

自分がこうなりたい、ああなりたいという目標も大事では
ありますが、それらは、他人が喜んでくれた時、認めて
くれた結果成るもので、それをすっ飛ばしてはあり得ません。
どれだけ、感動して下さい、応援して下さいと云われても、
それは相手が決める事、ましてや、その人の利益や名誉の為
に人は感動もしなければ応援したいとも思いません。

詰まるところ、ビジョンや目標というものは、本来、
理念に裏打ちされ、社会性公共性を帯びていなければ、
他人を巻き込むことはできない。自分自身がこうなり
たいというだけの目標は、そこそこは達成できたとしても、
それは、やはり、そこそこだ。

自分が掲げる目標、ビジョンは果たして、理念に裏打ち
されているか?社会性、公共性を持っているか? 
言葉や文字では、美しく崇高で、かっこいことを云って
いるが、実のところはどうか? 心底はどうか?
社員の為、会社の為、業界の為と云いながら、実のところ、
心底はどうか?

私のようなニセモノが、本物と偽物を語るのもどうかと
思うが、世の中、実に偽物が多い、世の為、人の為の云い
ながら、実のところは自分が賞賛されたい、凄いと云われたい・・・

御客様の為、社員の為と云いながら、心底のところは利益が最優先・・・

本日の講師、長鋪さんと白川さんの社長に対する忠誠、
任された仕事に対する責任と情熱は云うまでもなく本物だ。
故にそれぞれの社長も彼らを信じ、事業を託している。

16年間のサラリーマン時代を思い出す。
お二人の姿が当時の自分とダブる。
16年仕えた社長の顔を思い出す。
いつもかばってくれた、許してくれた、肯定してくれた。
お世話になった。そして、今、自分がこうして居る。

さて、私の想い、仕事は果たして本物か?
今日は若い経営幹部のお二人から究極の問いを
突き付けられた気がする。
まだまだニセモノだ、故に、本物を目指し、
今日からまた一所懸命励んでいこう。

 

今日も一日良い日に致します。

物流応援され団長・山田 押忍!