光陰矢の如し | 物流応援団長山田泰壮の元氣が出る話

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物流応援団長山田泰壮が経営者・リーダーにお届けする元氣が出るブログ

親愛なる皆さん
おはようございます。

いやはや何とも時間が経つのがあまりにも速い。
(そう、早いではない、速い)
もう週末、もう8月も終わり、もう今年も4か月、
生れてもう半世紀・・・

自分が何に時間を取られているかを知り、
何に時間を使うかを決めること。
時間をどのように使うかよりどれだけ確保
できるかが重要である。
成果を上げる人は時間の創造から始める。
全ては何に時間を使ったによって決まる。
これらは全てピータードラッカーが云う「時間」の概念だ。

時間という重要かつ貴重な資源を如何に使うか、
忙しさにかまけ目先のことに翻弄されたり、
本来やるべき大事なことを後回しにしたり、
云うべきことをやるべきことを云わずやらず、
逃げたり、言い訳をしたり、誤魔化したり・・・
そんなことをしているうちにあっという間に時間が経過し、
時既に遅しになったり、問題が肥大化したり、取り返しが
つかなくなって、気がつけば年老いてもう本当に時間がなく
なってしまってから、あの時ああしとけばよかった、
こんなはずじゃなかったと嘆いてももう遅い。
でも、こんな人は世の中に結構いるのだろう。
否、そんな人の方が多いのかもしれない。

昨日の某新聞紙コラムにどこかの大学の教授が書いた
「ブラック部活動」なるタイトルの著書のことが書かれていた。

中学校の先生も生徒も朝練や放課後の練習で残業時間が
完全に過労死ラインを上回っている、その生徒たちはブラック
企業戦士への予備軍にある・・・というような内容だった。
釈然としない内容だった。

以前も、友人が地元の高校で生徒に向けての講演をした時に、
甲子園を目指して頑張って、朝も早くから夜も遅くまで練習に
励む生徒に「ブラック野球部」と命名して会場が大爆笑した
話をコラムにも書いたことがある。

でも、その生徒は自分の野球部を決してブラックなどと思ってはいない。

皆で頑張って何が何でも甲子園に行くんだと毎日厳しい練習にも耐え、

というか、自らに厳しさを課して自らを鍛えている。

今年も沢山の感動をくれ、先日幕を閉じた夏の甲子園の球児たちは

みんな野球が大好き部活が大好き仲間が大好きで、時間を練習や訓練に費やした結果、

多くの人にあんなに感動を届けることができているわけだ。

高校球児に限らず、世に名を残した先人、偉人たちは皆例外なく
本業に没頭し多くの時間を使った結果偉業を達成しているわけだ。

世に云うブラックとは、要は本人の気持ち次第だ。
本人が嫌だと云っているものを無理やりや強制的にやらせては
それは良くない、でも、本人がやりがいを感じている、本人が
志を燃やしている、確固たるビジョンを持っている、その人達に
とっては、それは必要な時間であり、それどころか有意義でかけ
がえのない充実した輝く時間であります。

だから十羽一絡げで、なんでもかんでも時間が長けりゃブラックという風潮を

世に根付かせてしまうのは、よくない。
ゆとり教育で勉強する時間が減り、働き方改革で働く時間が減り、

そりゃ国力弱るに決まってるやん!と、云いたくなります。

昨日、来年の新卒者に向けての就職企業展に我が社もブース
を出展した。今年で2回目で、今回はあまり規模は大きくなかったが、

就活の若者たちが会場内を行き来していた。

我が社のブースにも若者が来てくれたが、やはり「出勤日数と勤務時間」のことが話題になった。

「月50時間以上の残業はちょっと無理ですね」と云う。「そうだよね~」と応えておいた・・・ 
この御時世、これ以上の見解は控える。

時に苦しくとも熱い想いで仕事に打ち込む人、
冷めた気持ちで出来るだけ楽を選ぶ人、
ビジョンを持ち問題課題に果敢に立ち向かう人、
逃げたり、言い訳をしたり、誤魔化したりする人、
どちらも時間はあっという間に過ぎる。

いつも、いくつになっても前者でありたい。

今日、長女がアメリカへ旅立つ。
2年前、1年間ボストンでの語学留学から帰国し、
ビジネス英語を完全マスターして仕事に活かしたいという
ビジョンを持ち1年間インターンシップでニューヨークの会社で働く。

ついこの前まで、セーラー服を着ていたあの娘が・・・
光陰矢の如し。

昨晩、娘との暫しのお別れの挨拶を交わした。
今日の空港での見送りは家族に任し、私は東京にて実践研修の大詰め。

夕方のフライトの頃には、声をからして講義をしている頃だろう。

今朝も早く、自宅はまだ寝静まっていた。
ニューヨークでの1年が良き時間になるよう、そして無事を祈る思いを手紙に書き、

テーブルに置いてきた。

今朝は沢山のことを書いた。
新幹線は今、小田原を通過した、さぁまもなく東京だ。

今日も一日良い日に致します。

物流応援され団長・山田 押忍!