目標とは | 物流応援団長山田泰壮の元氣が出る話

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物流応援団長山田泰壮が経営者・リーダーにお届けする元氣が出るブログ

親愛なる皆さん
おはようございます。

目的と目標。
目的は的(まと)、目標は標(しるべ)という文字で成立
している。私の研修では、目的を「なりたい状態、到達点」
と定義し、目標を「到達点に辿り着くまでの通過点」と定
義している。

仕事を進めていくうえで、この二つの設定はとても重要で、
それがなければ仕事そのものの意味、意義さえ感じること
が出来なくなる、それくらい重要です。

また、人間は本質的に目標達成を好む動物であることが
脳科学でも示されているようです。 となれば尚更、目標
を設定して仕事をすることは大変重要なことであるという
ことが分ります。

ピーター・ドラッカーは、目標の決め方として、
①組織の成果を確認すること 
②自分にできる貢献は何かを徹底して考える
と、言っています。

要は、お客様に喜んで頂くために、よい会社にする為に、
自分は何ができるかを明確にする、ということであります。
だから、「ああしてほしい、こうしてほしい」はたまた
「○○してくれないからできない」と、うまくいかない、
目標達成できない理由を他人に求めたり、せいにしたりして
いる人は、そもそも目標設定をしていないということになり
ます。つまり、「自分にできる貢献は何か?」を考えていない 
ということであります。

更に言えば、その組織自体が目標を仮に達成したとしても、
その人自身は目標を設定していないわけですから、達成感
はありませんし、目標達成を好む動物の本質に反している
ことになります。

本質から反して生きるのはとてもつらいことです。
だから、目標を設定せずに仕事をすることは、とても辛い
ことなのです。

昨日の日中は、社内で社員数名と面談をしたり、受講生に
手紙を書いたりしながら過ごしましたが、改めて目標設定の
大切さを感じました。

最後に、先のピーター・ドラッカーの「目標の決め方」に
わたし的には、もう一つ、
③自分自身がワクワクするものであること
を付け加えたい。

今日も一日良い日に致します。
物流応援され団長・山田 押忍!