伝える ということ | 物流応援団長山田泰壮の元氣が出る話

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物流応援団長山田泰壮が経営者・リーダーにお届けする元氣が出るブログ

親愛なる皆さん
おはようございます。

人にものやコトを伝えるというのは、
本当に難しいとつくづく思うのであります。
人間は生きている間、意識するしないに関わらず、
ずっと何かを何らかの形で伝えています。
それは言葉のみならず、表情や態度、仕草、身ぶり、手ぶり・・・
私が主催する実践研修では、プレゼンテーションを通じて
「伝える力」(発信力)を磨くトレーニングを行ないますが、
言うは易し行なうは難し、研修のプレゼンテーションが上手く
いったとしても、日常の実践では、これがなかなか大変であります。
説明は「意味、内容を伝える」に対して、
プレゼンは「意識、意思を伝える」
とは、親友吉田昌弘氏がくれた言葉。
たとえ、意味内容が伝わったとしても、相手の心を動かしたり、
行動への動機づけまでは至らない。
強い意識、熱い意思が伝わった時、それは相手の心を動かし、
行動へと駆り立てる。
政治家や大手コンサルタント会社の先生で、
横文字や難しい言葉を羅列して、一体何を云ってるのか
分からない偉い人をたまに見かけるが、そういう人は、意味内容
すら伝わらないので、論外であります。
私は社長として、営業マンとして、特に研修講師の時は、
そうならぬよう、横文字や難しい言葉を出来るだけ使わないよう
心掛けている。
「6歳の子供に分かるような説明でなければ、説明とはいわない」
これは、たしか、アインシュタインの言葉。
少し極端かも知れないが、同感であります。
伝える力(発信力)をつける。
どうすればつくのか?
私は訓練しかないと断言する。
訓練と実践を繰り返す。
訓練しても実践しなければだめ。
実践することにより、相手の反応が自分の発信の質や是非に
気付かせてくれる。
訓練によって喋り方や話術を得るのが目的ではない、
それは結果だ。大事なことは、訓練と実践を重ねることにより
強い意識、熱い意思を育むところにある。
話術やパフォーマンスは訓練によって上達することが出来る。
でも、これは目的ではなく結果、よいうよりも真の目的達成
の為の通過点とでもいいましょうか。真の目的、それは強い意識、
熱い意思を育むことだ。では、強い意識や熱い意思はどうやって
育むのか?これもまたやはり、訓練しかないと私は考えている。
訓練と実践を重ね話術やパフォーマンスを磨き続けていくうちに
それがうちなるもの〝意識や意志〟に繋がっていく。
姿勢、礼節、形から精神を育む武道のようなものだ。
〝伝える〟とは、実に奥が深い。

今日も一日良い日に致します。
物流応援され団長・山田 押忍!