ホンモノ、ニセモノ、バケモノ  その1 | 物流応援団長山田泰壮の元氣が出る話

物流応援団長山田泰壮の元氣が出る話

物流応援団長山田泰壮が経営者・リーダーにお届けする元氣が出るブログ

親愛なる皆さん
おはようございます。

先週末は、物流マネージャーとプロドラチームの各実践研修
を東京にて連日開催し、共に長きにわたるカリキュラムの
最終講が行われ、涙あり、笑いあり、感動の二日間であり
ました。
一所懸命の姿に人は感動します。
ロングランの研修期間中、研修課題に一所懸命取り組んだ
受講生の姿を思い出し、最終講は、やはり感動するのです。
そして、その一所懸命が、仲間の為、会社の為、上司を
喜ばせたい・・・ つまり、他人のことを思い、人の為に
動く姿には特に感動します。そして、そういう人へは応援
したい!と思えるのです。
自分がこうなりたい、ああなりたいという目標も大事では
ありますが、それらは、他人が喜んでくれた時、認めて
くれた結果成るもので、それをすっ飛ばしてはあり得ません。
どれだけ、感動して下さい、応援して下さいと云われても、
それは相手が決める事、ましてや、その人の利益や名誉の
為に人は感動もしなければ応援したいとも思いません。
詰まるところ、ビジョンや目標というものは、本来、理念
に裏打ちされ、社会性、公共性を帯びていなければ、他人
を巻き込むことはできない。自分自身がこうなりたいとい
うだけの目標は、そこそこは達成できたとしてもそれは、
やはり、そこそこだ。
自分が掲げる目標、ビジョンは果たして、理念に裏打ち
されているか?社会性、公共性を持っているか? 
言葉や文字では、美しく崇高で、かっこいことを云っているが、
実のところはどうか? 心底はどうか?
社員の為、会社の為、業界の為と云いながら、
実のところ、心底はどうか?
私のようなニセモノが、本物と偽物を語るのもどうかと思うが、
世の中、実に偽物が多い、世の為、人の為の云いながら、
実のところは自分が賞賛されたい、凄いと云われたい・・・
御客様の為、社員の為と云いながら、心底のところは利益が
最優先・・・
利益最優先の考え方が偽物というのであれば、
資本主義社会自体が偽者のバケモノみたいなものだ。
いったい何が実業で、何が虚業なのか、
訳が分からなくなる。
なかなか話がまとまらない。
今朝はもう時間がない。
ともあれ、一所懸命頑張るひたむきな受講生達の姿から
沢山の感動と気付きをもらった。これからも共に学び続
けようと改めて決意させてくれた。
つづきは次回。

今日も一日良い日に致します。
物流応援され団長・山田 押忍!

*画像は、実践研修東京3期生で共に戦った
 同志、アドバイザーの皆さん