ホンモノ、ニセモノ、バケモノ その2 | 物流応援団長山田泰壮の元氣が出る話

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物流応援団長山田泰壮が経営者・リーダーにお届けする元氣が出るブログ

親愛なる皆さん
おはようございます。

となりのトトロ、もののけ姫、千と千尋の神隠し・・・
子供達と一緒にジブリの作品は映画館やビデオでよく観た。
どの作品も意味深く、メッセージ性が強い物語だ。
人間とは何か、人間如何に生きるかを問われているかのよう。
千と千尋の神隠しは、一度しか観ていないので、記憶が少し
曖昧だが、初めの方のシーンで、人間が食べ物を食いあさって
いくうちにその姿形相がどんどん人間から化け物に変容し
ていく、そんな少しショッキングなシーンを記憶している、
もののけ姫は、獣化した人間や巨大化した動物、化け物と
神との間で繰り広げられる奇想天外で壮大な世界、
且つ繊細な心の機微を描いた やはり、これもメッセージ性
の強い物語だ。となりのトトロは、先の二つとは趣はまるで違うが、
忘れてはならない、でもどこかに置き忘れてきてしまった大切な
ものを思い出させてくれる、やはりこれもメッセージ性の強い物語。
人間の中に棲む光と闇をジブリの作品は繊細で美しい
アニメで見事に映し出し、人間とは何か、人間如何に生きるか
を問いかけてくれる。
さて、話しは変わり、今週の前半は東京で国際物流総合展、
2年に一度の大イベントに一般社団法人日本事故防止推進
機構(通称JAPPA)さんの協賛企業という位置づけで、今回
はじめてブース出展をした。
世に名だたる大企業から中小零細企業に至るまでの1000を
超える数の企業や団体が出展し、4日間で入場者数は10万人
を超える一大イベントであります。
そこは、企業や人間の様々な目的、思惑、本音、建て前、
理念、戦略が入り乱れ、正にホンモノ、ニセモノ、バケモノが
交錯する時間、空間でありました。
先日につづき、このタイトルで文章を書いているが、
気持ちのどこかに「自分はニセモノではなくホンモノだ」と
伝えたいという気持ちが働いている。実にちっちゃい。
「あいつはホンモノの顔をしたニセモノだ」と
誰かを避難しようとする
気持ちが働いている。実に傲慢だ。
自分にもニセモノの匂いがプンプンする(苦笑)
そもそも何がホンモノで何がニセモノなのか?
その境界線や判断基準はどこにあるのか?
明確なものはない。
ただ間違いなく云えることは、これは自分が決める事ではなく、
他人が決めることで、それも長い時間をかけてしか
判断はできないということだ。
2回にわたって書いてきたが、私の文章力ではこりゃどうも
まとまりそうにない。ニセモノを自覚し、本物を目指して
仕事に励もう、一所懸命生きよう。まぁこんなところか。
昨日は、実践研修名古屋26期生が開講した。
5か月間のロングラン研修、15企業、22名の受講生が
素晴らしいスタートを切った。
緊張の中、受講生全員が目標宣言をした。
やる気をヒシヒシと感じた。
その宣言、やる気が、本物か否かは5か月後に明らかになる。
否、もっと先に周りが判断してくれる。

今日も一日良い日に致します。
物流応援され団長・山田 押忍!