読書、理論と歴史から学ぶ | 物流応援団長山田泰壮の元氣が出る話

物流応援団長山田泰壮の元氣が出る話

物流応援団長山田泰壮が経営者・リーダーにお届けする元氣が出るブログ

親愛なる皆さん
おはようございます。

 

昨日は、日曜朝の読書会。
先週も慌ただしい一週間でありましたが、
読書会では、日常の雑音や利害から離れ心静かに仲間と
本を読み語り合います。およそ月に1回、日曜日の朝
たった2時間でありますが、とても有意義です。
今年は「ドラッカーに学ぶ」と題して開始当初から、
ピータードラッカーの理論を自分自身の日常の考え方、
行動の仕方に照らし合わせ、自分自身に問う
ていくそんな勉強会であります。

昨日は、ドラッカー理論の中でも「強みを生かす」に
フォーカスしました。私が実践研修を開講した当初は、
ここをよく用いたので、書籍は付箋とマーカーやメモ書き
で相当汚れていました。(ブックオフでは買取不可状態 笑)

ドラッカーは、強みを知り生かすことが如何に重要かという
こと様々な表現や事例を用い幾度となく説いています。

ドラッカーの「強みを生かす」理論を、まとめると以下の
ようになる。

その人の強みや仕事の仕方、価値観が、組織とその仕事に
あったとき、組織に大きな貢献をもたらし、強みを生かす
者は仕事と自己実現を両立させる。そして、働く期間約50年、
自分の強みを知る人だけが、生き生きと働き続けることが
できる。更に、強みと弱みとは、表裏一体であり、強みを伸
ばすということは、弱みを無視するということではない、
弱みに常に関心と敬意を払わなければならない。しかし、
弱みを克服しようとするのは時間の無駄である。どんなに
努力しても強みにまで高めることはできない。自分自身を
最高に生かす方法は、弱みをキチッと認知したうえで強み
に集中することだ。と、断言している。

そして、更に、強みとは資質を磨いたものと説いている。
つまり、強みを認知するということは、鍛えて新たに創り
出すものではなく元々内在するものを掘り起こす作業という
ことだ。もともと自分の中に在る価値という捉え方は、学ぶ
ものに勇気と元気を与えてくれる。

少し話しは変わるが、
今、読んでいる本は、吉村昭氏の歴史小説、長英逃亡。
三度目の読書となるが、蘭学者高野長英の壮絶な人生が
描かれている。彼の生き方、否、高野長英のみならず、
歴史に残る人達の多くは、正に自分の強みを生かそう
という思いを意識するしないに関わらず、命がけで貫
こうとした体現者達であります。

私にとって昨日の読書会は理論と歴史がシンクロする
学びとなった。

ドラッカー理論「強みを生かす」を命がけとまではいかないが、
意識して、貪欲に日々の仕事に励み、成果を創り出して参ります。

日曜朝の読書会、次回は12月18日 午前8時~10時
どなたでもお気軽にご参加下さい。
また改めてインフォメーション致します。

 

今日も一日良い日に致します。

物流応援され団長・山田 押忍!