スタッフのハルです。
チームビルディングジャパンの研修中、参加者に「感じていること」をきくことがあります。
それれについて個人的に考えていることを書いてみます。
感じていることについて何故きくのかは、例えば、
気持ちが落ち着いて、次の段階に話を進めることができたり、
相手の感じていることをきいて素直に気づけたりするからです。
(他にも状況によっていろいろあると思いますが)
でも、「感じていること」をきくというのはなかなか難しかったりもします。
以下のような状況があるからです。
1,自分が何を感じているか、整理できず言葉にならない
2,感じていること、考えていることの違いがよくわからない
3,感じていることより、考えていることの方が、強く出てきてしまい、考えていることしか話せない
感じていることは、怒り、悲しみ、恐怖などの感情や、
ザワザワする、モヤモヤするなどの感覚のこと。
考えていることは「さっきはこうするべきだった」など、事実の認識、理屈、予想などを行うもの。
と、考えています。
実際、「感じていること」を言うことは、自分も苦手でした。
自分の場合、3がよく起こるので、考えていることから巻き戻して、こう感じていたんだと認識したりもします。
チームビルディングの研修中でも、「感じていること」をきいてもうまく言えない参加者がいたりします。
もちろん大人でもあるのですが、TBJのファシリテーターにきくと、中学生、高校生だと特によくあるとか。
そんな時はアクティビティでの体験を重ねて、振り返りの中で、相手の状況を見ながら何度も何度もきいて行くと、
だんだん出てくるようになるとも言っていました。
(うまくやらないと逆に心閉ざしてしまうこともあるでしょうから、何度もきけばいいというものではないでしょうが)
そこからいい関係が築いて行けるなら、
仕事仲間とも、家族とも友達とも、感じていることを、きき、伝え、受け止めあえるといいなと思います。
みなさんは「感じていること」話せていますか?