マズローの欲求段階説 | チームビルディングジャパン・スタッフサークル(過去ログ)

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スタッフのハルです。
今日はマズローの欲求段階説について書いてみようと思います。

タックマンモデルと同じく、これも原典から紐解いた方がいいかもしれませんね。
マズローについては翻訳本も出ているので、分かりやすそうです。

どんな説かと言うと、人の欲求には以下のような段階があり、
1から順に生じていくというものです。

1,生理的欲求(Physiological needs)
2,安全の欲求(Safety needs)
3,所属と愛の欲求(Social needs / Love and belonging)
4,承認(尊重)の欲求(Esteem)
5,自己実現の欲求(Self-actualization)
http://ja.m.wikipedia.org/wiki/自己実現理論#/


一段階目の欲求が満たされなければ、次の段階の欲求は生じにくく、
満たされてしまえば、いくら一段階目の欲求を満たすものを増やそうと、満足しなくなるということでもあると。

例えば会社で従業員に高いお金や、褒賞をあたえることで、モチベーションが高まるという考え方に対して、それだけでは満足度が上がらないことがあるという話のときに、
この考え方をイメージするといいのかなと思います。


と、ここまで書きましたが、改めて自分でwikiを読んでみると、知らなかった内容も入ってました。

"また、欠乏欲求を十分に満たした経験のある者は、欠乏欲求に対してある程度耐性を持つようになる。そして、成長欲求実現のため、欠乏欲求が満たされずとも活動できるようになるという(ex.一部の宗教者や哲学者、慈善活動家など)"

というところなどは、この説でどうなのだろうと思っていた部分でした。

また、個人的には人の性格特性によって、どの段階が優先されるかが変わったり、
社会的にとか、精神的にとか、友人関係においでとか、領域ごとに段階があったりするのではないかと思うこともあります。

今自分の中にどんな欲求があるのか、それが満たされたとしたら次はどんな欲求がでて来るのか、ゆっくり考える時間をとるのも良さそうですね。