たくさんのバイクが川が流れるかのように行き交っていて、歩行者は信号も無いところをバイクをかいくぐって渡るしかありません。
最初は交通ルールが無くて大変だと感じましたが、だんだんと自分もバイクの流れる大通りを渡れるようになって来ました。
現地の人と一緒に渡ったり、渡るのを見たりしているうちに渡り方が分かって来たからです。
・まず左右から来る流れをよく見る。
・車はよけてくれないので車が来たら待つ。
・流れを見ながらゆっくり歩いて渡る。
・バイクが自分をよけやすい様に突然走ったりしない。
つまり、交通ルールが無いと思っていたけれどそうではなくて、全く違うルールがあったということです。
その違いを見て日本はキチンと信号があって、順番を守る国という印象を強く感じました。
そしてその違いは仕事の仕方やコミュニケーションスタイルにも出ていると思います。
昨日は学生達とチームビルディングのプログラムをやりましたが、その中で見られたコミュニケーションでも違いを感じました。
こっちでチームビルディングをして行く時に彼等のベースにあるカルチャー、考え方などを尊重してやって行かないと、渡り方も分からずにバイクの激流に走って突っ込んでしまう事になるかもしれません。