自己犠牲はチームを犠牲にする | チームビルディングジャパン・スタッフサークル(過去ログ)

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スタッフサークルは、チームビルディングの専門会社「チームビルディングジャパン」の朝礼のこと。ファシリテーションやチームビルディング研修など、社内に留めておくにはもったいない話を公開します!

チームビルディングジャパンの大事にしている価値観に 「All for one, one for all.」というものがあります。 ピンチの時には全員が一人のために力を合わせる。そして一人一人がチーム全体のために行動するという意味です。

しかしここで誤解されがちな大事なこと。 それは、One for allと言っても、それは自分を犠牲にするという意味ではありません。 「自分を犠牲にしてでもチームのために頑張れ!」というような意味で使われてしまいがちな言葉ですが、その真意は全く違います。

自己犠牲はいつか限界が来ます。 「しょうがないなぁ」だとか「だれもやらないなら俺がやるよ」ではダメ。

One for allというのは、一人一人がちゃんと全体の事を考えなければいけません。 そしてそのチーム全体の中には自分自身も含まれる訳です。

自己を犠牲にする行為はチームを犠牲にする行為ともなり得てしまいます。

と、言葉で言っても分かりづらいかも知れません。自己犠牲でやっていても自分を含めた全体のためにやっていても表面的にはやっている事は変わらないからです。

では、それをどうやって見分けるかと言えばそれは、

「自分が楽しんでやっているかどうか」

それが一番の違いです。