幸せを計測し、指標とする | チームビルディング日記

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「体験」と「対話」で組織を育てる。

今日の新聞にブータンのGNH(Gross National Happiness)の話が出ていた。

ブータンの国としての在り方にはとても惹かれる。


ブータンは小さくて経済的にも豊かな部類には入らない。
後発開発途上国と呼ばれる部類に入る。

だけれど、世界中の色々な国から尊敬を集めている。

それは、国としてこのGNHを指標にして、頑張っているから。



「幸せ」と「お金」はよく比較されて考えられる。

「お金があれば幸せになれる」
「幸せはお金じゃ買えない」

などなど


世界中の国々は経済的豊かさ、どれだけの経済的価値をその国で生み出したか?を指標にしているけれど、GDPが高い国=幸せな国とはならない事に疑問を感じて生まれたのがGNH


人が経済的豊かさを求める理由は、おそらく多くの場合に
「幸せになりたいから」

だけれど、経済的豊かだからといって、必ずしも幸せなわけではない。



GNHはちゃんと数字で計測されている。
その統計の中には単なる心の中の幸福だけでなく、生活水準や環境についても入っているらしい。


小さいから、経済的に貧しいからという事はその国の価値には影響しない。

小さくとも、経済的に貧しくとも世界中から尊敬を集める国になれる。


チームビルディング的には

・何が本当に大事なのかを明確にする。
・それをチームメンバーと共有する。
・数値化できる指標にする。
・継続的に指標に基づいて改善を続ける。

ということを国として実践して来た素晴らしい事例ですね。




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