どーもposoです。
足をケガして松葉杖をついていると、「まだまだ日本も捨てたもんじゃないな」とつくづく感じます。
「どうしたの?大丈夫?」と気さくに声をかけてくれる知らないおばさまがいたり、電車で席を譲ってくださる人がいたり、日々感謝です。
ただ、感謝を通り過ごして、清々しい気持ちになったことがありました。
それは駅から家までの帰り道。
いつもの様に、松葉杖をついて、えっちらおっちら ゆ~っくりと歩いていました。
ちょうど、半分ぐらいの道のりが過ぎたところで、どこから現れたのか、(小学校の4~5年生ぐらいかな?)男の子に突然声をかけられました。
「これに乗りますか?」
初めは、なんだかよく分からなかったのですが、その子、車いすを持って追いかけて来たみたいなんです。
足をケガしてから、誰かに親切にしてもらったら、遠慮するのではなく、素直に「ありがとうございます」と、お言葉に甘える様にしてきたのですが、さすがに、町中で、小学生に(それも見ず知らずの)車いすを押してもらうのは、恥ずかしくて、(車いすでしか移動が出来ないほど重傷でもないですし)
「ありがとう、でも、大丈夫だよ。」とお断りしました。
どこから車いすを持ってきたのか?わかりませんが、その子にしてみると、ものすごく勇気を振り絞って、声をかけてくれたのだと思います。
目の前で人が倒れても、気にもとめない人が多い日本で、まだまだ純粋な子どもたちがいるんだな~と、感じる一コマでした。
by poso