最小不幸の社会 | チームビルディング日記

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「体験」と「対話」で組織を育てる。

菅首相が就任時に話していた「最小不幸社会」という言葉、とてもキャッチーで、引っかかるところもあり、考えさせられる。

「不幸を最小にするんじゃなくて、幸福を最大にするんじゃないのか?」
「でも幸福を最大にする事ばかり見ていると、不幸な人が増えてしまうんじゃないか?それは避けなければならない」
「不幸な状態に対する不安を払拭する事から始めないと、みんなで幸福になろうと言っても嘘っぽい」
「だから最小不幸社会を目指す事で、結局は幸福を最大化することを目指せるのかもしれない」

不幸を最小化しようというのはマイナスからゼロへ向かう発想。
幸福を最大化しようと言うのはゼロ以上からプラスへ向かう発想。
この二つはどちらも上へ向かうベクトルで、似ているようだけれども全く違う。
その上昇の原動力となるものが違うから意味が変わってくる。


国民の多くが不幸に対する不安を持っている状態だとすると、まずそのマイナスをゼロへ、不安から安心へ向かって行かなければならない。

色々考えると、だんだんその言葉の意図がイメージできてくる。






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