7/28 勉強会速報 | チームビルディングジャパン・スタッフサークル(過去ログ)

チームビルディングジャパン・スタッフサークル(過去ログ)

スタッフサークルは、チームビルディングの専門会社「チームビルディングジャパン」の朝礼のこと。ファシリテーションやチームビルディング研修など、社内に留めておくにはもったいない話を公開します!

こんにちは。
ハルです。

毎月一回、第4火曜日に定期開催しているチームビルディング勉強会
チームビルディングに関わるテーマについて参加者主体のダイアログ(対話)形式で話し合
います。 
参加者同士が意見や情報を交換したり、共有したりする中でお互いの気づきや学びを深め
ます。

この勉強会、スタッフにとっても毎回多くの気づきがあります。
7月勉強会は私から内容についてご報告したいと思います。


■7月の勉強会概要 

日時:  7/28(火)19:00~21:00
テーマ:対話ってなに?
参加者: 4人
スタッフ: 3人

 ●対話ってなに?
  7月のテーマは「対話ってなに?」でした。
  企業でも、政治の世界でも良くこんなことが言われます。
  「対話が大切だ」「対話を続ける取り組み」
  その対話についていろいろ面白いものが見えてきた勉強会でした。


 ◇とにかく話したい「雑談」  
  奥さんの取り留めのない話を聴いたあと、
  一生懸命考えてアドバイスをすると、
  奥さんがすごく不機嫌になってしまった、
  という話も出てきました。

  結局、内容をあまり聞かず、とにかくうなづいていたほうが、
  奥さんや、母親の機嫌がいいという話に、
  皆さんの共感がかなり集まりました。

  旦那さんとしては、努力したほうが悪い結果になったようで、
  かなり悲しいと。

  それで、会話がだんだんとなくなっていくなんて話も………。

  今回唯一の女性、ばんちゃんからの言葉では、
  聴いてもらって、共感してもらえればそれでいいのだそうです。


 ◇コンテンツ部分と、コンテキスト部分
  Nさんが話した具体的な行動指針や計画などを含む「コンテンツ」、
  一緒にやっている感じとか、暗黙の了解などを含む「コンテキスト」。

  会社の会議でいつも「コンテンツ」を作り上げようと尽力しているNさん。
  Nさんが書いた図には「コンテンツ」が中心に。
  その周りに「コンテキスト」があるように書いていました。
  
  中心のことをがんばってつくろうとするより、
  結局、周りのことからやったほうがうまくいく。

  そんなことを話していたのですが、
  コンテキストの方が中心なんでは?
  という意見も出て、
  「なるほど~!考えたこともなかった」
  という瞬間がありました。

  このときは、話していた人も、聴いていた人もプラスになるとき。
  両方が話す中で生まれるものがあるとき、
  対話というのではという話もつながりました。


 ◇対話とは
  雑談も、コンテンツとコンテキストの話も通して、
  対話とはあらためてなんだろうという話になりました。

  そこででてきたのが、心を大切にすることや、
  相手を思いやることが対話の要素なんではということ。

  たとえば、雑談でも、話をきくことで相手に元気になってほしい、
  という想いがあれば、それは雑談でもあるけど、対話でもあるかもしれない。
  「話したい」という心を受け止めることが大事なんだと。

  議論をしているときでも、「議論をしていくのが楽しい」という心があれば、
  それは議論でもあるけど、対話でもあるのかもしれない。

  
 ◇最後に
  議論も、雑談も、裏側にある心を見つけて、
  対話でもあるようにしていきたいなと思えました。
  そして、この日の会話の中に、何回も出てきた、
  「なるほど~!」
  と心から言う瞬間。
  これが、話す中で生まれるものなのだと実感できました。
  また、みなさまとお話できるのを楽しみにしています。


  
次回の勉強会
 2009年8月25日(火)
 詳細は以下よりご覧下さい。
 http://www.teambuildingjapan.com/opensem.html#TBWorkshop


 チームビルディング勉強会は毎月一回、第4火曜日に定期開催しています!