ベクトル&ゴールの入れ子構造 | チームビルディングジャパン・スタッフサークル(過去ログ)

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スタッフサークルは、チームビルディングの専門会社「チームビルディングジャパン」の朝礼のこと。ファシリテーションやチームビルディング研修など、社内に留めておくにはもったいない話を公開します!


チームビルディングジャパンのスタッフサークル!-入れ子構造



せたすみえです。



会議や打合せで、

 (そんな細かいところまで今日決めなくても…)

逆に

 (こんな大雑把なプランで、行動できるか>_<)

と心の中で思いつつ、やり過ごしたことはありませんか?



先日行った、社内会議でのことです。


会議も終盤、
行動計画【What/Who/When】を決めるために
来週までに行うべきアクション項目を挙げていたとき、


ちょっと待った~!(とは言っていませんが、)

 「そんなに細かい項目に入り込んでいく必要はないのでは?」

とストップが掛かりました。


 「では、今 挙がっている項目だけで行動に移せるのですか?」


と しばし意見の投げ合い。


このときわたしの頭にポワポワ~と浮かんできたのが
4/16号『チームづくりレシピ』で紹介されている
ベクトル&ゴールの入れ子構造(上記 図参照☆メルマガの登録はこちら )。
 
 大きなゴールへ向かうベクトル中を拡大してのぞいてみると、
 さらに小さなゴールとベクトル存在しているのが見えます。



大ゴールだけ設定すれば、頭の中で見えている作業の流れだけで十分、
任せてもらって細かくチェックされない方が動きやすいという人もいます。

自分で小ゴールを細かく挙げてから作業に取り掛かりたい人もいます。

小ゴールの設定等は責任者に委ね、具体的な指示を出してもらえれば協力できる、
という場合もありますね。


みなスタイルは違う。
でもチームは同じ方へ向かおうとしている。

どこまでアクション項目を細分化するか、どこまで小ゴールを設定するか
に正否は無く、


大切なのは


大ベクトルの内側にある(目的から外れていない)こと。

本人がコミットできるサイズ、
納得して行動の一歩を踏み出せるサイズであること。

大小に関わらず、請け負ったタスクは
主体的に、責任をもって期限までにこなすこと。

それから大前提として
自分のゴール設定のサイズが当り前ではないということを
自覚することも必要ですね。



 今回の弊社会議では、
 各メンバーが自分で納得のいくサイズのゴールに対して
 いつまでに責任をもって行うかコミットして終了しました。
 あとは行動して改善につなげるのみ^-^!


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4月28日(火) チームビルディング勉強会

 4月のテーマは 「メンバー入れ替わりの変化を乗り越える」
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