こんにちは。 ハルです。
毎月一回、第4火曜日に定期開催しているチームビルディング勉強会。 チームビルディングに関わるテーマについて参加者主体のダイアログ(対話)形式で話し合います。 参加者同士が意見や情報を交換したり、共有したりする中でお互いの気づきや学びを深めます。 この勉強会、スタッフにとっても毎回多くの気づきがあります。 先月に続けて私ハルから内容についてご報告したいと思います。 ■8月の勉強会概要 日時: 8/25(火)19:00~21:00 テーマ:自分でやると決めたのに!? 参加者: 3人 スタッフ: 2人 自分でやると決めたのに!? ●自分でやると決めたのに!? 今回参加者の方が話してくださったのが、 ダイエットや禁煙、部屋の片付けなど仕事外での話から、 仕事でのプロジェクトや工場のカイゼン活動の話まで、 いろいろとでてきました。 それをつなげる中で見つかる共通の法則や、アイディアとは 本当に勉強になりました。 ◇「満足感」と「達成感」 最初は学生時代の部活動の話から。 学生時代はがんばってやって満足をしたこと、大会で1位になり達成感を感じたことがでてきました。 それがあったからできたのだと。 しかし、「一位」というような達成感がなかったら、 練習をたくさんしたという満足感だけではだめだったのではという話も。 続けてでてきたのは禁煙。 禁煙でも「これができたら自分はすごい」と思ったところからスタート。 さらにできると、結構な金額のタバコ代も浮く。 そんなところから、日々満足感を感じながらすごしていた。 その満足感があったから気づいたら達成していた。 しかし、仕事ではなかなかゴールが見えないという話も。 ゴールを設定したところで、そのゴールを目指していていいのかも分からない。 そのあたりは難しい。 ◇「重要度」と「緊急度」へ 仕事になると「重要度」と「緊急度」という話も。 普段やっている仕事を緊急度と重要度に分けて考えている。 でも、分かっているのに「重要度」は高いけど、「緊急度」が低いものがなかなかできない。 それに対しては故意に緊急度を上げてしまう行動をとることがいいのではというアイディア。 なかなかできない部屋の片付けの例では、 片付いたらタンスを買うつもりだったそうですが、 タンスを買ってしまえば片付けざるを得なくなる。 そんなことをして「緊急度」を上げてしまう。 実際そうすることに決めたとのことでした(^^) ◇「やらなきゃいけないこと」を「やりたいこと」へ 仕事はいつもやりたいことばかりではなく、やらなきゃいけないことがたくさん。 やりたくないと思いながら、やらなきゃいけないことをやろうとしていると、 なかなか効率も上がらないし、結局できないことも。 どうしたらできるんだろうということででてきたのは、 一週間分のタスクを整理して、優先度や時間配分まで考えてしまい、 「一日一日その配分がうまくいっていること」に満足感を感じてしまうこと。 そして、やること自体を楽しく感じてしまうような仕組みを作る法則に当てはめること。 ①明確なゴールが設定されている ②プロセスを自分でコントロールできること。 ③今どういう状態かわかること ④ゴールが自分の能力よりちょっと上であること。 ダイエットをやるときにはこの法則に当てはめてやって大成功したことを、 弊社河村が力説。 次は仕事でこんなことをできるようにするにはという話に。 実際仕事ではこのとおりに設定することが難しいことがたくさん。 ゴールが明確でも納得できてなかったり。 ゴールまでのプロセスがそもそも分からないものが仕事だったり。 今どういう状態か計れないものが仕事だったり。 「自分の能力よりちょっと上」は人によって違ったり。 この法則に当てはめたつもりで、 現場の人の能力を把握してなかったために、 失敗につながってしまった話なども出ました。 でも、毎日の人の感情をスマイルマークで表現して、 上司が部下を気遣う仕組みがあるなんて話がでてくると、 計れないものも計れるようにするイメージが膨らんできました。 明確なゴールを時間をかけてみんなで考えて共有し、 計れないものも計れるような工夫をして、 裏側にある人の心を大事にできる仕組みを、 考えていければいいなと私は感じました。 ◇最後に それぞれがお土産をたくさん持って帰ったようで、 良い勉強会となりました。 参加してくださった方ありがとうございました。 また皆様とお話できるのを楽しみにしております。 次回の勉強会 2009年9月29日(火) 詳細は以下よりご覧下さい。 http://www.teambuildingjapan.com/opensem.html#TBWorkshop チームビルディング勉強会は毎月一回、第4火曜日に定期開催しています!