常に最先端のものが素晴らしいわけではない。
何十年も前の経営者の本をいま読んでも古びることなく、そのメッセージが伝わってくる。
松下幸之助の本を今読んでみて、とても親しみを感じる。
今、チームビルディングとしてうちの会社が伝えようとしていることを、自分が生まれる前から活躍していた経営者が語っている。
そのなかで語られている事はいつもシンプル。
当たり前のこと。
例えば、やってみて、反省して、またやってみるというとても簡単な事が語られている。
だけれど実際にはその簡単な事が出来ていないからうまくいかないという。
チームビルディング研修で用いる体験学習サイクルもそうだ。
やってみて、振り返って、またやってみることの繰り返し。
自分たちで改善点を見つけたとしてもその通りにできなかったりもする。
だから行動することが大事。
考えることが大事。
本の中で語られていた「商売というのは成功するようにできている」という言葉も今の日本に必要なメッセージだと思う。