明日のチームビルディング勉強会では映画「12人の怒れる男」をみてワークショップを行うのですが、その準備で当日ファシリテーターをやるせたが自慢げに見せてくれたのが登場人物の写真のプリントアウト。
もともとDVDの映像をどうにかしてプリントアウトしようと悩んで頭をひねって実現したとの事。パソコンのスクリーンショットを試してもダメで、ビデオプリンターがあるわけでもない。映像を画像に変換するソフトがあるわけでもない。
とても限られたリソースの中、欲しいのはDVDに出てくる登場人物の画像。
皆さんだったらどうされますか?
チームビルディングのアクティビティでも限られたリソースを用いて目指す結果を出さなければならないものがありますが、まさにそれと同じ。固定的な発想では解決できません。
良く「Think out of the box」(枠にとらわれずに考える)と言いますが、まさにそれです。
自分だったらどうするかと考えたときに、パソコンの中に映像を取り込んでそれをキャプチャーできるソフトを探して・・・などと考えたのですが、答えを聞くとまさにThink out of the boxでした。
なんと、DVDを一時停止して、それをデジカメで写真を撮ってプリントアウトしたらしいです。
ホントに素晴らしいと思いました。(とても簡単な事のように思えるかもしれませんが)
自分が欲しい結果(登場人物の写真)があって、普通に考えてもどうやったらそれができるのか分からない。だけれども自分が求める結果を明確に持っているからこそ、なんとかしてそれを成し遂げようとする。
そして自分の持っていた発想の枠から外れて、工夫してちゃんと求める結果を出す。これがとても重要なことです。
ビデオから静止画を取り込むソフトがパソコンに入っていれば簡単な事。でもそれができないときに自分に与えられた道具で、自分に出来る方法で成果を出すことができる。簡単な事のようですがこれが物事を成し遂げる実現力です。
せたが苦労してプリントアウトした写真が見たい皆様、ぜひ明日の勉強会にお越しください。
http://www.teambuildingjapan.com/WS08.html
参加人数には余裕があるのでいまからの申し込みでも大丈夫です。